2020.08.20

身近雑記

第115回 NHK「ガッテン」がズームインした“お助けマン”

昨年11月20日にNHKの人気番組「ためしてガッテン」が、腸内環境を改善させるはずのヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸に届いても通過菌として排除されるので善玉菌を増やす効果は期待出来ないと、放送をしたことには第108回本欄でも触れました。

ヨーグルト全メーカーを相手に回し、大英断を以て今までの常識を改め、真実をあまねく報道したというところでしょう。

こうした経緯がある以上「ガッテン」では、今後、乳酸菌が腸内環境を改善するという趣旨の番組を作れないこととなりました。

ところが、番組が伝えたいことはそもそも別のところにあり、旧来の常識になど囚われてはいなかったのです。

 

この番組が意図するところは、ヨーグルトに含まれる乳酸菌以外の物質の中に、健康に働きかけることを期待出来るものが存在しているということであり、「ガッテン」ではその物質を“お助けマン”と称しズームインしたのです。

この物質とは、ヨーグルトを製造するときに乳酸菌が作り出した代謝物であり、ヒトの腸内において排除されることなく吸収される有様を、わざわざ模型を使って説明いたしました。

番組では、ヨーグルトの乳酸菌は健康への効果を期待出来ないものの、代わりに有用な“お助けマン”が存在している、ということでガッテンされたのです。

 

それでは“お助けマン”について考えてみましょう。

たしかにヨーグルトの中に存在してはいますが、残念ながら体感が得られるほどの量ではありません。

その理由は、メーカーの製造工程におけるヨーグルトの発酵時間が短過ぎるため、乳酸菌から十分な量の代謝物が作り出されていないことにあります。

発酵時間を長く設定すると、雑味が出て味に影響してしまうのです。

さらに、発酵させる菌の種類は1~3種類だけで行っていますが、これはヨーグルトの味がおいしくなるような菌の組み合わせになっています。

つまり、健康物質を作り出すことを目的とはされていないのです。

 

もともと私たちの腸内では、多くの自前の善玉菌がチームを形成し作り出した代謝物が、健康を守る“お助けマン”として日々働いています。

ですから、ヒトの体を補佐することが出来る“お助けマン”には、それなりの量と質が求められるのです。

弊社ではこうした優れたヒトの営みに倣って、ヒトの腸内フローラ由来の複数の善玉菌チームを編成して、代謝物である健康物質を人為的に製造し、みなさまに提供して好評をいただいております。

NHKがズームインした“お助けマン”こと、乳酸菌生産物質の必要性をガッテンされましたでしょうか?

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