2014.07.22
身近雑記
第26回 食物繊維
「食物繊維」という言葉、よく聞かれるようになりましたね。みなさん、何となく「お通じに良さそうだ」というイメージを、持っていらっしゃるのではないでしょうか?
快食そして快便は、言うまでもなく健康の大切なポイントです。
日頃から私は、乳酸菌生産物質をとりつつ、食事の内容にも気を付けることが重要と考えております。
そこで勝手ながら、私が日々でどのように食物繊維を取り入れているかをご紹介させていただければと思います。題して、「食物繊維よもやま話」です。

私の若い頃には、(栄養学では認知されていたのかもしれませんが)食物繊維という言葉は出回っていなかったと記憶しております。
もっとも、戦中戦後は食べられるものは日本国民全員が食べられるものは何でも食べて生きながらえてきました。前にも書きましたが、幼い頃は道を歩く時、何か食べられるものはないかと、きょろきょろしていたものです。
当然、食品成分を意識して食事をするという習慣などありませんでしたが、よく考えると、その頃の食事(雑穀や豆)には食物繊維がたくさん含まれていました。自然と腸内細菌にやさしい食事を摂っていたわけですね。
ところで食物繊維と一口に言っても、水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維とに分けられます。水溶性は植物の細胞にある貯蔵物質や脂質のコントロールに役立ちます。
もうひとつの非水溶性食物繊維は、水に溶けにくいため、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にして便通を促進します。
どちらの食物繊維も腸内細菌で発酵されます。大腸で腸内細菌により発酵した食物繊維によって、ビフィズス菌など善玉菌が増え、腸内環境を良くします。

親切に「食物繊維がいっぱい」等と明記しているものもあります。私は毎日、夕食の時に最初に野菜(サラダなど)を食べるようにしております。
乳酸菌生産物質との相乗効果でしょうか、毎日バナナ状の直径2センチ長さ10センチくらいの黄茶色の健康な便が出ます。においも少なく、気分もスッキリ。乳酸菌生産物質と食物繊維のすばらしさに、トイレに行く度にガッテン!しております。
ちなみに焼肉を外食で食べるときにも必ず先にサラダを大量注文します。普通、大量の肉を食べると便の色や匂いが気になるものですが、私の場合は、いつもと同じものを見る事ができます。
皆様、食物繊維の多い食事を摂って、スッキリした快便で元気に生きましょう。もちろん、乳酸菌生産物質をお忘れなく!
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