2019.05.13
身近雑記
第95回 乳酸菌生産物質と私(その2)
令和となって最初の本欄では、前回予告しました通り、私の日々の乳酸菌生産物質の摂り方を中心にご紹介したいと思います。
私の場合、毎朝の習慣となっているのが、フィットネスバイクと体操と乳酸菌生産物質です。
起床するとフィットネスバイクに乗り、軽めの負荷で30分間のトレーニングをします。
そして早朝のテレビ体操に合わせて体操を行い、その後朝食に移ります。
まずは、豆乳約400mlを電子レンジで37℃に温めて、その中に乳酸菌生産物質を溶かして飲みます。
次に市販の野菜ジュースを300ml程飲んで、朝食は終わりです。
カロリーにすると約300kcalになるでしょうか。
乳酸菌生産物質は、体と相談しながら日々の量は変えつつ飲んでおりますが、必ず毎朝一回、飲むのを忘れたことはありません。
出張で外泊するときも、必ず持参しています。
生涯の健康のための強い味方ですから、一時も手放すことはありません。
ここで重要となってくる点が、腸内温度です。
実は、腸内細菌群の培養をするとき、菌群が自ら発酵温度を37℃に維持するエネルギーを発揮する様子を見て取ることが出来ます。
このように、ヒトの腸内温度は、腸の働きによって正確に調整されているのです。
これが少しでも変化すると、思った以上のダメージを受けてしまいます。
誰でも、うっかりお腹を冷やし下痢をしてしまうことは、しばしばあると思いますが、このことからも大変デリケートな臓器であることがわかります。
そのため私は、冷蔵庫から出した豆乳はそのままでなく、少々面倒でも温めて飲んでいるのです。

続いてお昼の食事ですが、外食はせず、お弁当を会社に持参しております。
ご飯の量は、コンビニのおにぎりにして1個半くらいの少量です。
おかずは、ほとんどが前日の夕食の残りを入れています。
そしてやはりランチでも、お茶の代わりに、温めた豆乳200mlを必ず飲んでいます。

夕食のメニューは一般家庭と変わらない、ごく普通の献立ですが、ご飯は茶碗に8分目と軽めにいただいております。
そして食物繊維を摂るために、最初に多めのサラダを必ず食べるようしています。
野菜の栄養分は朝の野菜ジュースで、繊維質は晩のサラダで、それぞれ補充することになっているわけですが、これも腸内フローラの発酵タイミングから見て、夕食に繊維質を摂るのがベストだからです。
以上、朝昼晩1日分のカロリー摂取量は、1600kcal以下と思いますが、年齢相応なのか、体重に変化はありません。
それでも、野菜と食物繊維、タンパク質等はバランスを考え、積極的に摂取しているつもりです。
実は、毎朝必ず摂っている乳酸菌生産物質は、自作のものです。
とはいっても、スターター(培養するときの元菌)は、工場で大量生産するときと同じものを使います。
そしてやはり工場生産と同一条件で、自宅の培養器で3ヶ月毎に、10ℓ(1ℓ×10個)分の製造作業をしております。
そのときは、菌の発育状態や、仕上がり具合についてチェックすることも怠りません。
みなさまにいつも均一な品質にてお届けできるよう、私の責務として励行しておりますが、結果的に自分自身の健康のためにもなっているわけです。
このような毎日を過ごしているので、何十年間もどっぷり乳酸菌生産物質に浸かった生活を送ってきました。
その間、自分の体を実験対象とすることもありましたが、いろいろな経験を積むことが出来ましたし、他のビフィズス菌や乳酸菌の商品も試験してみて、乳酸菌生産物質の優位性について自信を持って意見を述べることが可能になりました。
まさにオンリーワンに通じる道程だったと振り返っております。
残る人生は、世界の人々の健康長寿のため、今までお世話になった方々へご恩返しが出来ればと願っております。