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光英科学研究所・村田公英社長ブログ【私考欄】身辺雑記編

第70回 平成29年9月28日

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第70回 “緊急提言。脱「生きた乳酸菌信仰」”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……


#63:2017年5月23日
ヘルスフードエキスポ……


#64:2017年6月21日
共棲培養というすぐれ……


#65:2017年7月12日
KENJA GLOBALと社長ブ……


#66:2017年8月8日
ラボラトリーからファク……


#67:2017年8月9日
乳酸菌生産物質に賭け……


#68:2017年8月31日
異常気象と腸内環境


#69:2017年9月19日
鶏と乳酸菌生産物質


#70:2017年9月19日
緊急提言。脱「生きた……
proposal9月23日読売新聞朝刊の一面広告にて、生きた乳酸菌をチョコレートでしっかり包んでいるという見出しを掲載した商品PRを目にいたしました。


また、9月25日には同紙の朝刊記事では、「乳酸菌入り商品の充実」「大手メーカー各社がブランド化に注力」といったタイトルが踊る記事が紙面を賑わせておりました。


この私考欄を、続けてご覧になっている方にとっては、事実に反する間違ったことがまかり通っていて、新聞記事もそれを大きく報道しているという現実に、大きな違和感を抱いておられると思います。





2015年2月22日のNHKスペシャル以後、世の中に広く腸内フローラが知れ渡り、それと同時に乳酸菌も一般化しました。


これはたいへん結構な風潮だと喜んでおりましたが、私の著書「不老‘腸’寿」でも記した通り「生きた菌信仰」が次第に台頭してきて、あたかも事実のごとく、何も知らない大衆に対し信仰を啓蒙しておられます。


この信仰に対して、識者を含む専門家から批判的な声が上がってしかるべきかと考えますが、残念ながら何も聞こえてまいりません。


間違った乳酸菌の使い方では、ヒトの健康に寄与することが不可能であることについては、世界に冠たる東京大学名誉教授の光岡知足先生との対談においても、意見が一致しております。


実際、脱信仰の活動については、光岡知足先生から、私も応援します、どんどんやってください、とのお言葉をいただきました。





安倍政権は「人生100年時代構想」を唱えておりますが、その成就は国民の健康長寿があってこそと思います。


賢明な大衆は、やがて市場に対して的確な判断を下すでしょう。


乳酸菌ブームが過ぎ去り、「乳酸菌が作り出す代謝物こそが有効である」と、正当な評価が為される時代が一刻も早く訪れることを願いながら我が道を一途に進む所存でございます。


< つづく >
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第69回 平成29年9月19日

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第69回 “鶏と乳酸菌生産物質”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……


#63:2017年5月23日
ヘルスフードエキスポ……


#64:2017年6月21日
共棲培養というすぐれ……


#65:2017年7月12日
KENJA GLOBALと社長ブ……


#66:2017年8月8日
ラボラトリーからファク……


#67:2017年8月9日
乳酸菌生産物質に賭け……


#68:2017年8月31日
異常気象と腸内環境


#69:2017年9月19日
鶏と乳酸菌生産物質
eggs先日、乳酸菌生産物質を飼育飼料にしているという鶏の卵が兵庫県の養鶏場から送られてきました。


なんでも、そちらで飼育している1,000羽の鶏のうち80羽に飼料として乳酸菌生産物質を与えているとのことでした。


早速、殻を割って形と色とを確認してみますと、しっかりした黄身で高さがあり、色もオレンジ色の鮮やかさがありました。


卵そのものを味わうのであれば、卵かけご飯がいちばん適していると思い、温かいご飯にかけ試食してみると、旨みと風味がたいへん豊かであることに驚かされました。


次は卵焼きを作ってみて、その焼き加減、焼き色を見たいと思っております(もちろん味見もいたしますが)。


そういえばかつては、鮨屋の腕前を見極めるには、店に入ってまず最初に卵焼きを注文してみて、その味で判断したものです。


今は卵焼きも大量生産している工場から仕入れていたりしますので、その手は使えません。


鮨屋というと最近では回転寿司が主流になりつつあります……鮨を食べながら風情を味わう文化はどこへ行ってしまったのでしょうか?





40年も前の話になりますが、奈良県大和郡山市にあった10,000羽の養鶏場にて、長期間に渡り飼料に乳酸菌生産物質を入れて飼育試験を実施したことがあります。結果として鶏が卵を産み始めるのが早くなり、産まなくなるまでの期間は長くなり生産性が向上しました。


病気になる率も低くなり、鶏の健康状態も良好になり、鶏糞の臭いも少なくなり、近所からのクレームもなくなりました。


これは事業になる、という判断をして容器やパンフレットの作製に着手し、まずは四国の養鶏場からスタートさせることになったのです。





chikenところが、です、スタート間もなくストップが、かかりました。


全国的に飼料用薬品を販売している、現在も大手薬品会社として知られているT社からの圧力がかかり、販売計画はたちどころに頓挫したのです。


その際、お役所と製薬会社の深い繋がりを思い知らされた次第ですが、これが解消されたとは考えにくいのが現状です。


表面上、天下りも改善されてきたようにみえますが、実質的にはどうなのでしょうか……?





それ以来、私は飼料関連の仕事は敬遠してまいりましたが、時代は移ろい昨今、流通革命によって消費者と生産者が直結するようになりました。


それゆえ、おいしい卵を好んで食べる消費者、それに応え、おいしい卵を供給する生産者、双方とも味や品質にこだわる者が多く現れる時代となったのです。


やっと乳酸菌生産物質の出番が来たのだと、長い年月とこれまでの経緯を、感慨深く振り返っている今日この頃です。


< つづく >
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第67回 平成29年8月9日

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第67回 “「乳酸菌生産物質に賭けた人生」の発刊”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……


#63:2017年5月23日
ヘルスフードエキスポ……


#64:2017年6月21日
共棲培養というすぐれ……


#65:2017年7月12日
KENJA GLOBALと社長ブ……


#66:2017年8月8日
ラボラトリーからファク……


#67:2017年8月9日
「乳酸菌生産物質に賭け……
my literary work先回もこちらでお知らせしましたが、社長ブログ「私考欄」で4年8ヶ月に渡って掲載したもの(第1回~第65回分となります)を再編集し、書籍化する運びとなりました。


こちらは「乳酸菌生産物質に賭けた人生」というタイトルで、今月下旬に発刊されます。


私自身、振り返って読んでみると、その時々に起きた出来事、折々で読者のみなさまへ訴えようとした持論などが、まざまざと甦って感慨深い思いです。


しかし一貫して、いえることは、ひとえに乳酸菌生産物質をみなさまに愛用していただきたい、世の中の多くの方々にこの素晴らしさを知ってもらいたい、という心からの叫びでもありました。


ブログを毎回お読みいただいている方から、この心情を察していただき、本にまとめてみては、とのご提案があり、この度ブログが一冊の本になった次第です。


ぜひ、お手に取ってご覧ください。


書籍概要は以下の通りですが、書店での販売はいたしませんので、当社ホームページ経由でお求めいただければと存じます。





■書籍概要
名   称:乳酸菌生産物質に賭けた人生
著   者:村田 公英
出   版:日本シニアリビング新聞社
判   型:四六判 256頁
販売開始日:2017年8月21日
お申込方法:こちらのページをご覧の上、【ご予約受付中】をクリックしてください


< つづく >
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第66回 平成29年8月8日

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第66回 “ラボラトリーからファクトリーへ”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……


#63:2017年5月23日
ヘルスフードエキスポ……


#64:2017年6月21日
共棲培養というすぐれ……


#65:2017年7月12日
KENJA GLOBALと社長ブ……


#66:2017年8月8日
ラボラトリーからファク……
site fabricationここ最近、私の身近にいらっしゃる方々から「やっと会社がラボラトリーからファクトリーになりましたね」と言われることが続きました。


一介の研究所から大量生産工場になったという意味だと解釈しておりますが、私自身も、工場を見上げる度「やっとここまでたどり着いた」とこれまでの道程を噛み締めている次第です。


先代の正垣所長から、「光英科学研究所」の名称で会社を設立することを申し付けられて以来、研究一筋に邁進してまいりました。


設立から48年間が経過し、私が76歳を迎えての成果というわけです。


これも愛用者のみなさまに支えられた賜物と心から感謝しております。本当にありがとうございました。





building work実は、昨年1月に竣工した新社屋では受注に生産が追い付かない事態が生じるようになったため、100坪の増築工場を今年11月末完成予定で現在建築中です。




これをもって、月産12トン体制にて受注に対応可能になりますが、最大生産能力としては月産24トンまで増産可能となっております。


なにしろ、3基の1トンタンクに培地の豆乳を3時間で満杯にするためには、大型の豆乳生産プラントも必要です。


そして、エキスを精製する濾過機も、もっと大型のものが必要になります。


さらには、出来上がったエキスを貯蔵するために、2トンタンクは10基以上を設置しなければなりません。


何もかも大型化していって、機械化が実現します。


とはいっても、今まで“ラボラトリー”で培ってきた技術がなければ、大量生産を成功させることが出来なかったということは、つくづく思います。


たしかに年数はかかりましたが、決して無駄な研究はなかったと振り返りつつこれまでを回顧しております。





当社の乳酸菌生産物質の圧倒的な品質力は、これを販売されている会社様、商品を愛用されているみなさまが、一人残らず認めていただけるようになりました。


それが“うねり”となって広がっていっております。


消費者の方々も広告宣伝に頼らず、体感を重視した賢明な判断をする時代になってきております。


マーケット側も、生き残る道を考え直すときがきているのではないでしょうか?


これからは健康長寿社会に永遠に寄与する商品だけが求められ、それがロングセラーとなる本来あるべき姿が樹立される時代になると確信しております。


< つづく >
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第65回 平成29年7月12日

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第65回 “KENJA GLOBALと社長ブログ「私考欄」の書籍編集”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……


#63:2017年5月23日
ヘルスフードエキスポ……


#64:2017年6月21日
共棲培養というすぐれ……


#65:2017年7月12日
KENJA GLOBALと社長ブ……
cameramanある日、私の著書「不老腸寿」をご覧になり、とある業者の方が「10分間の動画で人生を表現してみませんか?」と訪ねて来られました。


その方曰く、研究一筋に歩んだ道に興味を持ち連絡しました、とのこと。


業者の方の今までのお仕事内容を拝見してみると、大手企業や名立たる会社の社長が歩んだ道程と、成功に到る自論とで構成されていました。


私はそんな立派なことはやって来ていませんから、と一度はお断りしたものの、「村田社長の場合、他の社長の方々とは違う波乱万丈があり、それに感動させられました、それゆえに私にとっても、作り甲斐のある作品です」と説得されてしまい、その言葉が本心か半信半疑ながらも、熱意にほだされお願いすることにしました。





movie filmそんなわけで、インターネット上に「乳酸菌に人生を懸けた男」と題した動画がアップされました。


アップした5月1日には、早速、取引先の方から、お客様からの評判が凄いですよ!との知らせが入りました。


それを聞いて、この動画が少しでもみなさまのお役に立ったのかな、と思いホッとしているところです。





ところで私は、5年前の平成24年10月11日から、社長ブログ「私考欄」の掲載を弊社サイト内で始めております。


そのブログも、今年の7月で65回を迎えることになりました。


最近になり、多くの方から全篇まとめて編集し書籍にしてほしいとの声が挙がり、ある新聞社に相談したところ、インターネットをやっていない人はもちろん、ホームページを常に見ている人にとっても、本というメディアが利用できることは大変良い企画ですね、と賛同していただきましたので、編集して書籍にすることにいたしました。


題名はまだ決まっていないのですが、188mm×130mm(四六判)本文256ページにて、8月中旬に発行される予定です。


8月になりましたら、詳細をお知らせいたします。





今のところ、書店での一般流通は考えておりません。


何よりも、乳酸菌生産物質のご愛用者のために、何かの参考にしていただきたく企画した次第ですから。


とはいえ、なるべく多くの方にご覧いただきたいと願っております。


< つづく >
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私考欄の目次ページ

第63回 平成29年5月23日

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第63回 “ヘルスフードエキスポifia JAPAN 2017への出展”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……


#63:2017年5月23日
ヘルスフードエキスポ……
Tokyo Bigsight毎年この時期に東京ビッグサイトで開催される食品素材・添加物の展示会ifia JAPAN 2017の「腸内改善ゾーン」に、弊社も出展することになりました。


この展示会には出展社セミナーがありまして、そのタイトルを「腸内改善に乳酸菌を使う際の重要注意事項」とし、お話しを行う予定です。


NHKスペシャルの番組以後、世の中に腸内フローラが溢れ出て、それが乳酸菌ブームへと発展しました。


やがて、大手食品メーカーが競って乳酸菌を自社食品に添加するようになりました。


この動きは今年になってからも10社以上で見受けられますし、最近はレトルト冷凍食品も現れています。


大手チョコレートメーカーが、パッケージに「乳酸菌が100倍届く」とデザインして未曾有の売上げを築いたことも大きな要因かと思います。


とはいえ、現状の乳酸菌使用状況から判断しますと、乳酸菌は単なるデザインでしかなくて、到底、健康とは無関係であると思わざるを得ません。


体への効果が全く感じられないようでは、一過性のブームで終わることは目に見えております。


せっかく、大手メーカーが一般食品へも乳酸菌を取り入れる気になったのであれば、これを機に消費者の期待を裏切らない、本当に乳酸菌のチカラが実感できるものを世に出してほしいという願いで、下記の項目についてお話しする予定です。





seminar1. 現状の商品は一食あたり100億個の殺菌乳酸菌を配合していますが、バイオジェニックス論の提唱者・光岡知足博士の論によりますと、少なくとも一兆個は必要です。つまり100倍の使用料が必要となるため、商品コスト面からみて実現不可能です。


2. 光岡博士が仰られる乳酸菌死菌体の形と現在の市販菌体とでは、製造方法からして異なります。菌数を効率的に稼ぐ製法ゆえ有用な菌体付着成分や代謝物質まで洗い流されている現在の商品では、なおさらその効果は期待できません。


3. 食品に機能性の効果が期待できるようする本問題の解決方法は、大きく分けて次の二通りになります。

(1)何よりもまず、乳酸菌メーカーが作る乳酸菌培養液まるごとを、製品化してもらうこと(ですが、非現実的なことだと思われます)。

(2)体感が期待できる成分として、バイオジェニックスである乳酸菌生産物質を選択すること(ただし前提として、ヒト由来のビフィズス菌・乳酸菌を腸内フローラと同等の環境下で共棲培養されたものかどうか? その使用菌は同定されておりメタボローム解析等のエビデンスはあるか? 食品に添加した際に一食あたりの体感が得られるデータはあるのか?等重要な条件を満たしているものを選別する必要があります)。


結局、食品に添加するのは乳酸菌生産物質をおいて他にはない、ということになるのですが、大手食品企業にとっては高いハードルがあり常識では実現困難と誰もが考えはしますが、企業側に先見の明さえあれば「一人勝ち」をもたらすためのお手伝いができると思っております。


長年この道を歩んで来た者でないと見えない未来なのかもしれません。


< つづく >
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第62回 平成29年4月27日

presidentblog
第62回 “楽しいゴールデンウィークの過ごし方”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……


#62:2017年4月27日
楽しいゴールデンウィー……
children's day今年もゴールデンウィークがやってきました。


お出掛けの方、家でゆっくり寛がれる方、海外旅行の方……それぞれの過ごし方があると思います。


そこでご自宅でゆっくりお寛ぎの方には、この機会に、誰でも出来る方法で、乳酸菌生産物質のチカラをゆっくりご覧になっていただきたいと思います……。


……と申しましても、特別に何かをご用意いただく必要はございません。


毎日みなさまが摂られている乳酸菌生産物質さえ、お手元にご用意いただければと思います。





bathroom with child実験はお風呂場で行います。



浴槽のお湯は、新しいものに入れ替えておいてください。


時間帯は、いつもお風呂に入られるタイミングで構いません、普通は夕方以降かと思います。


浴槽に入る前に、乳酸菌生産物質3日分をお湯によく混ぜておきます。


身体はボディーソープ等で洗わずに、サラッとお湯で流す程度にして湯船に浸かります。


お湯の中では、手の平で身体の表面をこするようにします。


これは、身体に定着している皮膚常在菌をお湯に溶かす作業になります。


その後は、いつものようにお風呂をお使いください。


そして、浴槽はそのまま、次の日までお湯は流さないでください。





次の日の朝に、お湯の透明度を観察してみてください。


いつものお湯とは異なる、かなり濁ったお湯になっているかと思います。


ここから少々、学術的なお話しになります。


みなさまの身体に定着している常在菌がお風呂のお湯に溶け込み、お湯の温度は菌には最適となる37~40℃ですから菌が発育を開始します。


しかもそのお湯の中には、発育促進物質である乳酸菌生産物質が溶け込んでいるわけですから、非常に活発な発育となり、お湯の中の菌数がどんどん増加していきます。


そしてそれは目に見える形で、お湯の濁りとなって現れますが、これは菌の数が多くなったためで、いわゆる汚れではありません。


そしてその濁りは、時間が経過するとともに濃いものとなります。


bathtub一度浴槽に貯めたお湯を2~3日間は使われる家庭で、しかも複数の家族が入浴される場合は最終的にはかなり濁りも多いお湯となるので、体に害はないとは知りつつも湯船に入るにはかなりの勇気が必要になってしまいます……。





菌の発育促進という側面では、私たちの腸内菌にも通用する事例ですから、腸内環境における乳酸菌生産物質のチカラの一部を、お風呂場でも垣間見ることができるわけです。


弊社の実験室でも、菌の増殖の程度を濁度で確認する作業が通常に行われています。


みなさまもご自身の身体を使った実験、ぜひ一度体験されてはいかがでしょうか。


< つづく >
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第61回 平成29年4月11日

presidentblog
第61回 “週刊新潮の特集記事「トクホの大嘘」について”
#1~14:自分史編
#15:同窓会
#16:私の腸内細菌
#17:乳酸菌との対話
#18-1:純正醍醐論(その1)
#18-2:純正醍醐論(その2)
#18-3:純正醍醐論(その3)
#19:大谷光瑞師の墓碑
#20:乳酸菌生産物質白書
#21:紺屋の白袴
#22:第3の万能細胞
#23:メタボローム解析について
#24:メタボローム解析と腸……
#25:腸内細菌学会
#26:食物繊維
#27:発酵と中村吉右衛門
#28:「噛むこと」そして……
#29:フレンドリーコミュニ……
#30:おせち料理
#31:節分の思い出
#32:NHKスペシャル腸内フローラ
#33:「腸内フローラ」と……
#34:腸内フローラと大腸……
#35:ジェネリック医薬品
#36:ラジオ放送「ジャム……
#37:腸内フローラとクオラ……
#38:もの忘れドック検査
#39:物理的腸内フローラの……
#40:物理的腸内フローラ考……
#41:下町ロケット
#42:黒豆
#43:ポストヨーグルト1
#44:ポストヨーグルト2
#45:実践腸内フローラと便観察1
#46:実践腸内フローラと便観察2
#47:実践腸内フローラと便観察3
#48:書籍「不老‘腸’寿」……
#49:「不老‘腸’寿」編集後記1
#50:「不老‘腸’寿」編集後記2
#51:「不老‘腸’寿」編集後記3
#52:「不老‘腸’寿」編集後記4
#53:16種35株のミステリー
#54:テレビCMとリピート率
#55:アンチエイジングとプ……
#56:昔の乳酸菌生菌剤と現……
#57:光岡知足先生との対談1

#58:2017年1月13日
光岡知足先生との対談2


#59:2017年2月7日
光岡知足先生との対談3


#60:2017年3月23日
絵に描いた餅


#61:2017年4月11日
週刊新潮の特集記事「ト……
weekly magazine週刊新潮では、3月30日、4月6日号と2週に渡って「トクホの大嘘」と題した特集記事が掲載されました。


トクホ(特定保健用食品)につきましては、昨年4月に発刊しました、私の著書『不老腸寿』(幻冬舎)の67~70頁に「トクホなら信頼できる?」という項目が記されておりますので、これをお読みいただければご理解いただけると思います。


ですが、このような事態が勃発しましたので、一部抜粋しつつ改めて私の見解を示しておこうと考えます。





「トクホマーク」は、以前は厚生労働省の表示許可制度でしたが、今は消費者庁の扱いとなっています。


1991年に発足した当時は、この制度を利用する企業はなく、厚生労働省側から、取得を勧めたという経緯があります。


26年も前のことですから、メタボリック症候群や生活習慣病といわれたところで、消費者にはあまり馴染みのない時代でした。


したがって、トクホマークを商品の宣伝に使うことの価値観が、企業・消費者間で共有されていなかったのです。


このことは、現在多くのトクホを取得されている大企業に在籍した、トクホを扱ったこともある方の昔話としてお聞きした話ですから、間違いありません。


その方に言わせると、まさか現在のように、資力と期間が必要で大企業でなければ取得できない制度になるとは、想像もできなかったそうです。





したがって、制度取得の難易度も自ずと変化してきたと思わざるを得ません。


instructions for reviewers週刊新潮では、査読付きの論文が争点になっていますが、査読といっても、識者の方が行うジャッジメントです。


人によって許容差があることは充分に理解した上で、消費者庁が認めるわけですから、役所が決定した事項は絶対に翻ることはありません。


そのため、現在では、動物試験、ヒト試験を何度も反復させることで、安全性と有効性が認められることになっております。


特に有効性に関しては、薬と同様の有意差が出ると認められません。


有意差は誤差の範囲から、ほんのわずか有意かなと判断された場合のみ認められます。


したがって、健康被害は出ない仕組みになっています。


しかしこのようにメカニズムが明らかで、効果が証明された成分でさえも、誰にでも同じように作用するとは限りません。


トクホの全てを疑うべきと言うつもりはありませんが、少なくとも「お腹の調子を整える食品」でトクホを取っているものについて、必ず自分のお腹にも良いだろうと盲目的に信じ込んでしまうのは良くないということだけは言えます。





この点に関しては、「信じ込ませてしまう」大企業のラジオ、テレビコマーシャルで目に余るものが多くなってきたことの責任が大きいでしょう。


元々、ほんのわずかな有意差なのです。


proof of authority「トクホ」をまるで水戸の御老公の印籠のように「これが目に入らぬか」と掲げ、表現の自由を免罪符に逸脱したコピーを放送するのはアンフェアーだと思います。


電波は国民の共有財産です。


「自粛すべきは放送に有り」と思います。





「トクホ」ではありませんが、大手企業のチョコレートのコピーにて「生きた乳酸菌が(腸まで)100倍とどく」と宣伝され、未曾有の売り上げになった商品がありますが、さすがに消費者庁から指導が入り、現在そのコピーは改訂して販売されております。


これは景品表示法に抵触している疑いがあり、保留扱いになっております。


すでに8ヶ月が経過していますが、未だ何の沙汰も出ておりませんので、役所の人事異動の前にでも決着を付けていただきたい案件です。


チョコレートの単なるデザインとして使われた「体に何の作用もしない」乳酸菌の典型的な例です。


< つづく >
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第60回 平成29年3月23日

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第60回 “絵に描いた餅”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”


(53)2016年9月26日
“16種35株のミステリー”


(54)2016年10月17日
“テレビCMとリピート率”


(55)2016年11月10日
“アンチエイジングとプロダクトエイジング;


(56)2016年11月30日
“昔の乳酸菌生菌剤と現在の乳酸菌生菌サプリメント”


(57)2016年12月21日
“光岡知足先生との対談(その1)”


(58)2017年1月13日
“光岡知足先生との対談(その2)”


(59)2017年2月7日
“光岡知足先生との対談(その3)”


(60)2017年3月23日
“絵に描いた餅”
first day of spring本日は、春のお彼岸明けです。


昔から「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句がよく登場しますが、これからは少しずつ暖かくなり、一年中で一番良い時候となります。


さて、本欄「私考欄」も、60回の節目を迎えることができました。


やはり故事ことわざに「絵に描いた餅」というのがありますが、今回は節目の回として、昨今の乳酸菌ブームについて、このことわざに準えてみましたので、ご一読いただければ幸いです。





去る3月10日に、私の著書『不老腸寿』の出版記念セミナーを幻冬舎にて行いました。


演題を「食品メーカー向け、乳酸菌含有食品の開発動向セミナー~細胞レベルで働きかける複合乳酸菌生産物質の効能と食品への加工例~」として、食品メーカー各社21名の方々が参集されるなか、私が講演をさせていただきました。


聴講された方は、ほとんどが食品関係の大手企業の方々でした。


私は、今年になって大手企業によって発売された市場を席捲する乳酸菌コラボ食品10商品について、まず解説しました。


それらすべてに共通していることとして、100億個の殺菌乳酸菌が添加されていました。


しかし、光岡博士の論によれば、乳酸菌は生きていても死んでいても、1日に最低1兆個は必要とされています。


100億個では100分の1にしかなりません。


しかも、1種類の菌でしかありません。





pie in the sky人の腸には100兆個400種類の細菌が棲んでいます。


100万分の1の菌数では、何の作用も与えられないと考えるのが常識だと思います。


さらに、この菌自体にも問題があります。


殺菌乳酸菌は菌数を多く集めるため、遠心分離機にて菌体を集めて、せっかく菌が作り出した代謝産物を洗い流します。


そして、きれいな菌体そのものになってしまいます。


乳酸菌は栄養のある適切な環境にて、発育・増殖して、菌から代謝物を作り出し、それが私達の健康に寄与するのです。


ヒトの腸内においては、乳酸菌そのものは発育させてもらえません。


乳酸菌を培養したときに、かろうじて作り出された代謝物が洗い流されてしまっては、何の働きも出来ないというのが、実情です。


まさに「絵に描いた餅」なのです。





after the Banquet聴講された方には、食品に乳酸菌を添加される際には、この実情を充分に吟味していただけるよう、お伝えいたしました。


一般消費者の方は、広告宣伝によって購入されますが、やはり体感が得られないものは、一過性に終わります。


私は、乳酸菌こそは一過性のブームで終わってはいけない、そのためには、ぜひともエビデンスも整備された、細胞に働きかける乳酸菌生産物質に注目していただきたいと、大手企業の方々を説得した次第です。


講演終了後の会場で募ったアンケート調査によりますと、ほとんどの企業の方が満足され理解された様子で、本当の乳酸菌時代の夜明けも間近いと確信するに至りました。


乳酸菌を「絵に描いた餅」にしないよう、皆様もご協力ください。


そして、講演の最後に「本当に乳酸菌を健康に役立てるには、ヨーグルトに乳酸菌生産物質を添加するのが早道です」というヒントを申し上げました。


ただしこればかりは、大手の乳業メーカーでないと実現しない難題であります。


< つづく >
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第59回 平成29年2月7日

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第59回 “光岡知足先生との対談(その3)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”


(53)2016年9月26日
“16種35株のミステリー”


(54)2016年10月17日
“テレビCMとリピート率”


(55)2016年11月10日
“アンチエイジングとプロダクトエイジング;


(56)2016年11月30日
“昔の乳酸菌生菌剤と現在の乳酸菌生菌サプリメント”


(57)2016年12月21日
“光岡知足先生との対談(その1)”


(58)2017年1月13日
“光岡知足先生との対談(その2)”


(59)2017年2月7日
“光岡知足先生との対談(その3)”
manager's line2回に渡って対談を振り返ってまいりましたが、最後に光岡先生がお話しされた要点をまとめてみたいと思います。


現在巷では、ラーメン等のメジャーな食品やチョコレート等の菓子に至るまで、競って乳酸菌を添加するようになりました。


私が研究所の研究生であった57年前、正垣所長は常日頃こう申されていました。


「今は乳酸菌と言っても誰も相手にしないが、そのうち乳酸菌がなければ夜も明けない時代がきっと来る」と。


やっとその時代が来たと喜びたいところですが、私は「俺のとは、ちょっと違うなあ~」と申したいのです。





hero's lineこれはテレビのサスペンスドラマ「臨場」にて、事件解明のとき主人公がつぶやく台詞です。


消費者は、乳酸菌というだけで健康になれると思い込んでしまいます。


効果が期待通りにならないとは誰も知りません。


しかし消費者の期待に応えられない状況が続けば、ブームは一過性に終わってしまう可能性を孕んでいるのです。


そうあってはなりません。


なんとか、乳酸菌の作り出す腸内フローラ物質である「乳酸菌生産物質」こそが期待通り健康に役立つものである、と消費者の方々に理解を深めていただく必要があるのです。


そのためには、光岡先生のバイオジェニックス論を世に啓蒙するしかありません。





doctors's lineところが、識者の方々が今でも重視しているプロバイオティクスが高いハードルとなって、この考え方が広がるのを妨げます。


これが、いわゆる「生きた菌信仰」なのです。


この表現には、対談の際、先生にも同意していただきました。


「最近の遺伝子技術は、機械が出した答えを鵜呑みにして前へ進もうとしている」


「培養に培養を重ねて基礎技術を会得した人でなければ、そのプロセスは解明できないはずだ」


対談にて、先生はそう申されました。


doctors's lines腸内細菌の解明をライフワークにされ、世界にその偉業を知らしめ、数多くの賞を受けられた先生でなければ、腸内フローラの真実は語れないと思った次第です。





現在、光岡先生は、学術界の最高位におられます。


それゆえに、持論を強引に展開できないお立場でもいらっしゃいます。


だからこそ識者の方々には、プロバイオティクスとバイオジェニックスを同じ土俵に乗せて、どちらがヒトの健康に有効に寄与しているか真摯な態度にて評価してほしいのです。


そうすればプロバイオティクス信仰のマインドコントロールから離脱でき、光岡先生の提唱されるバイオジェニックス論というものが見えてくるはずです。


私はこの対談で、先生の心から湧き出る熱い主張を痛いほど感じました。


また、本当に健康に寄与しているものは乳酸菌そのものではなく、乳酸菌のハタラキによる乳酸菌生産物質であることを消費者誰もが知っている世の中に変えていく使命感を強くした次第です。


< つづく >
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第58回 平成29年1月13日

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第58回 “光岡知足先生との対談(その2)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”


(53)2016年9月26日
“16種35株のミステリー”


(54)2016年10月17日
“テレビCMとリピート率”


(55)2016年11月10日
“アンチエイジングとプロダクトエイジング;


(56)2016年11月30日
“昔の乳酸菌生菌剤と現在の乳酸菌生菌サプリメント”


(57)2016年12月21日
“光岡知足先生との対談(その1)”


(58)2017年1月13日
“光岡知足先生との対談(その2)”
triangular graph光岡先生から伺った腸内フローラのお話しを続けましょう。


NHKスペシャルでも報道された、ヒトの腸内に棲みついている細菌の種類については、従来の解析手法により細菌を分離培養して、16SrRNA解析を行った結果、約400種類の細菌が同定されています。


ところが最近の遺伝子技術によるメタゲノム解析によりますと、その総数は約1,300種になります。


しかし、メタゲノムにて解析されたヒト腸内フローラに関係するものは、進行中のものを合わせても30種にも満たない数でしかありません。


理由は、解析した菌が極めて多くの細菌種で、ほとんどが難培養菌であり、現段階では培養条件の確立が困難であるということに他なりません。


つまり、多くの菌の有様(性状、性質)が確定できていないのです。


ヒトの健康に有益な菌なのか、取るに足らない菌なのか、未だ判別不能な状態のままです。


これでは、絵に描いた餅でしかありません。


腸内フローラ研究におけるメタゲノム解析は、まだ出発点に過ぎないのです。





学者の方々は、培養方法が達成できれば、腸内フローラと健康や病気の関係をより精密に解析することが可能となり、我が国の医療や食品分野の産業に計り知れない波及効果を持つと期待しておられます。


そして文科省も、科学研究費を計上して多数の研究機関で研究を開始するよう計画しており、それぞれは私も素晴らしい計画だと思っております。


しかし、これらが実現するのは、遥かに遠い未来になると思わざるを得ません。


それよりも、まさに今、直面している長寿社会における健康上の諸問題に対応するには、バイオジェニックス論に真摯に向き合う必要があるのではないでしょうか。


光岡先生はそう仰いました。


pie chart腸内細菌を分離し純粋培養して、50種類以上の項目について、その菌の性状を見極める研究をライフワークにされ、腸内細菌の7~8割を、手作業が中心となる培養法によって同定してきた光岡先生ならではのご意見でしょう。



器機にばかり頼ってしまうと、今まで長年に渡り受け継がれてきた技術が失われてしまいます。


研究者は自らの手を動かし経験を積んでいくことを忘れてはいけません、とも申されていました。





光岡先生は、ご自分が提唱されたバイオジェニックスについて次のように解説されました。


従来の腸内細菌研究では、生きた菌を重視するプロバイオティクスが前提となっています。


そうしますと、乳酸菌サプリメントの多くは、菌体成分や分泌物を濃縮したものですから、生きた菌が含まれていないため、しっかりしたエビデンスが取れているものでも、プロバイオティクスの定義に該当しなくなります。


バイオジェニックスとは、「死菌を含めた乳酸菌の菌体成分や分泌物が腸管免疫を刺激し、腸内フローラに好影響を与える食品」「免疫活性によって全身の健康にも寄与する食品」のことです。


こうした定義によって、プロバイオティクスからこぼれ落ちた、生きた菌を含まない乳酸菌サプリメントも、はじめて同じ土俵で評価できるようになりました。


学問を樹立し、研究を発展させるうえで、何よりも重要になってくるのは、「対象となるものを公平に扱う」姿勢です。


研究が進展することで新しい事実が明らかになると、それまでの仮設や定義が実情に合わなくなってきますが、それをなおざりにしたままでいると、本質が見えなくなってしまいます。


腸内フローラを改善する食品については、バイオジェニックス的な事実が、早くから明らかになっていたにも関わらず、ヨーグルトを中心とするプロバイオティクス(生きた菌)の宣伝ばかりに偏りすぎた嫌いがあります。


こうした現状をまずは見直していくべきでしょう。


バイオジェニックスの代表格である乳酸菌生産物質のエビデンスについても、メタボローム分析にて代謝物質が明らかになってきました。


私のバイオジェニックス論を裏付けるものとして、大きく評価しております。


腸内フローラに関与する腸内細菌研究において世界的な偉業を為し遂げられた先生のお言葉を聞き、長い年月、乳酸菌と向き合い、培養を繰り返し最終的には複数の乳酸菌を共棲培養することに従事してきた私にとって、まさに針路となるメッセージであると実感した次第です。


< つづく >
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第57回 平成28年12月21日

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第57回 “光岡知足先生との対談(その1)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”


(53)2016年9月26日
“16種35株のミステリー”


(54)2016年10月17日
“テレビCMとリピート率”


(55)2016年11月10日
“アンチエイジングとプロダクトエイジング;


(56)2016年11月30日
“昔の乳酸菌生菌剤と現在の乳酸菌生菌サプリメント”


(57)2016年12月21日
“光岡知足先生との対談(その1)”
mogul去る10月中旬、PHP研究所の新しい日本を創る提言誌たる月刊誌「Voice」からの要請にて、腸内細菌学界の大御所であられる光岡知足先生との対談が出来ないかとの申し出がありました。


光岡先生にご意向を伺ったところ、快諾して頂けましたので、「Voice」1月号に掲載する対談が実現した次第です(対談の内容はこちらで全文お読みいただけます)





2015年2月22日に、TV番組NHKスペシャル「腸内フローラ・解明!驚異の細菌パワー」が放送されて以来、「腸内フローラ」という言葉が一世を風靡し、健康産業を席捲した感があります。


腸内細菌の研究をライフワークとされ、世界の光岡とも称賛される偉大な実績を残された光岡先生、片や、長年乳酸菌の研究一筋でまいりました、この私とで「腸内フローラの真実」について、1時間半にも及びお話しをすることが出来ました。


光岡先生からは、NHKスペシャルの放送内容についての率直なご意見も拝聴することが出来ましたし、「Voice」誌面では少々掲載することが憚られる過激な物言いにて学術界に警鐘を鳴らす、先生ならではのご意見を伺うまたとない機会になりました。


これらにつきましては、この私考欄にて、何回かに分けてご紹介してまいりたいと思っております。


私にとって、86歳のご高齢ながら今でもそのご威光を学術界に放っておられる先生との対談は、大変貴重なものであったと感服いたしております。





「Voice」では要約された内容になっておりますが、先生が重要視された大切な問題は、次回以降、先生ご自身でお話しされた通りにみなさまにお伝えしたいと思います。


その前に、あのプログラムには明らかな問題点がございましたので、こちらについては私の方から先生に投げかけてみました。


それは、NHKスペシャルの番組構成中、光岡先生に関する事例が全く採用されていなかった点です。


1953years「腸内フローラ」と呼ばれる文言は、5~6年前から用いられたと放送にはありましたが、光岡先生が腸内フローラを発見されたのは1953年のことですから、実に63年前のことです。


学術界のみならず、腸内細菌研究の関係者は誰でも知っていることです。


こういった情報の欠落は、国民の共有財産である電波を使った公共放送としては、あってはならない事案であると私は感じました。


なによりも腸内フローラに係る正確な情報を伝えるには、光岡先生のご意見は必要不可欠であったと思います。


木を見て森を見ずとは、正にこの放送のことであると思わざるを得ません。


当の先生ご自身は、このNHKスペシャルはご覧になられていないとのことだったのですが。





さて次回からは、腸内フローラについての光岡先生から伺ったご意見を、放送内容と照らし合わせ、「腸内フローラの真実」を具体的に明らかにしてまいります。


放送が「目玉」とした便移植に関するカラクリについても、光岡先生のご意見を伺っておりますのでご期待ください。


< つづく >
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第56回 平成28年11月30日

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第56回 “昔の乳酸菌生菌剤と現在の乳酸菌生菌サプリメント”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”


(53)2016年9月26日
“16種35株のミステリー”


(54)2016年10月17日
“テレビCMとリピート率”


(55)2016年11月10日
“アンチエイジングとプロダクトエイジング;


(56)2016年11月30日
“昔の乳酸菌生菌剤と現在の乳酸菌生菌サプリメント”
弊社は戦前の昭和12年に東京で潤正ソキン株式会社を設立し、乳酸菌由来の胃腸薬「ソキンL」を販売していました。


当時は粉末状の生菌剤で最も強力で使用期限も長く、最先端の薬品と認められ、関東軍の指定薬品として信頼を得ており、8種類の乳酸菌共棲培養による生きた乳酸菌の製薬という地位を誇っていました。


not very先代の正垣所長は大正3年(1915年)京都で「エリー」を発売以来、22年間におよぶ研究によって、乳酸菌の製剤として完成されたものであると自負していました。


ところがです、中国大連にあった西本願寺関東別院内の大谷光瑞農芸化学研究所所長の大谷光瑞師と出会ったことで、その価値観が180度変化することになります。


光瑞師に「貴方の研究はまだ途上にあります。仏典の大般涅槃経の中に乳酸菌発酵の最終のものとして醍醐なるものがあります。まだ貴方はそれを極めていません」とアドバイスされたのです。


そうして、光瑞師は正垣氏を次長に任命し醍醐なる乳酸菌生産物質の研究を行い、16種共棲培養にて長時間培養の乳酸菌発酵代謝物質を完成させたのです。昭和20年(1945年)のことです。





ここでやや遡りますが、正垣所長が完成させたソキンLについて検証してみましょう。


当時、その効果は絶大で、軍にも認められていました。しかしソキンLは、生きた乳酸菌の製剤です。


supplement sokinL現在の生きた乳酸菌製剤を顧みれば、そのような著しい効果が認められるものとは考えにくいのですが、いったい何が違うのでしょうか?


これについて考え抜いた結果、私はその原因を見付けました。それは、製剤の粉体加工技術にあったのです。


当時はまだ、フリーズドライの技法は存在していません。


ですから、液体培養した発酵液を粉体にするには賦形剤としてのデンプンに吸着させて、それを乳酸菌が死滅しないような温度(45℃以下)にて乾燥させたものを粉末にしたのです。


そのときに(ここが肝心なところですが)、培地の牛乳を発酵させた液体をそのまま加工したのです。


当然のことながら、牛乳の中には発酵代謝物質が含有されていたのです。


8種類の共棲培養により生き抜いた強い乳酸菌体を目標にしてはいたのですが、実は発酵乳中の代謝物質が効果を出していたのです。





対して、現在の製法はフリーズドライで行われます。


フリーズドライの過程で発酵液は洗い流され、遠心分離によって、きれいな菌体だけが残るのです。


肝心かなめの代謝産物(=乳酸菌生産物質)は、すべて捨てられてしまいます。


ゆえに効果が期待できないという理屈がお判りいただけましたでしょうか?


現在、昔のような粉体加工はどこでも行われてはおりませんので、生産物質が存在しない形で乳酸菌製剤が出来上がります。


乳酸菌を強くして長く生きる目的で生産を行いはしたものの、敵は本能寺にあったというわけです。


昔のソキンLには、8種類の共棲培養ながら、生産物質はたしかに存在しており、牛乳に含有された乳酸菌代謝物によって体感が得られていたのです。





現在の生きたビフィズス菌や乳酸菌のサプリメントには、きれいに洗われた菌体が使用されています。


各乳酸菌メーカーは、商品の販売会社に原料として、その形で供給しているわけです。


そのきれいな菌体は、発育し増殖するときに、代謝産物を出す工程がありませんので、体に作用する生産物質は得られません。


いくら活きの良いビフィズス菌、乳酸菌であっても発育、増殖し定着できないとなると、そのまま所払いになる運命であり、ヒトの健康に寄与することは到底出来ないというのが真実です。


解析してみて、みなさまもなるほどとガッテンされることと思います。


このように弊社の歴史を振り返ってみて、思わぬ発見をした次第です。





ところで、生きた乳酸菌を売りにしているサプリメントで期待通りの体感が得られた方がおられましたら、商品の原材料名の枠内表示を確認してみてください。


ひょっとすると、そこには乳酸菌生産物質と明記されているかもしれません……。


しばしば、みなさまもご覧になられるであろうテレビCMの老舗商品も、昔は期待通りであったのかな、などと思いながらテレビを見ている今日この頃です。


< つづく >
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第54回 平成28年10月17日

(54)2016年10月17日
“テレビCMとリピート率”
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第54回 “テレビCMとリピート率”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
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(24)2014年4月14日
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(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
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(37)2015年8月3日
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(38)2015年9月1日
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(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
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(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
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(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”


(53)2016年9月26日
“16種35株のミステリー”
commercial film今回は、みなさまが毎日ご覧になっているテレビの健康食品のコマーシャルの裏話をしたいと思います。


テレビのコマーシャルともなりますと、規模によって異なりはするものの、それなりに多額の費用がかかることは大前提です。


また、コマーシャルの構成上でも法律に触れる寸前の表現を用い、その商品の効果を視聴者にいかに伝えるか工夫が為されています。


さて、そのコマーシャルを見て購入した方が同じものをまた購入する、となれば、その人のことをリピーターと呼ぶのはご存知のことと思います。


では、そのリピーターをいかに定着させるか……、実はこのことにその商品の運命がかかっているのです。





もちろん、コマーシャルを続けるにはその経費を上回る利益を生み出すことが必要です。


大手企業のように資本力のある会社なら、黒字達成まで長期間かかっても何とか凌げますが、それでも限界はあります。


ましてや資本力に余裕のない会社となれば、短期勝負となるのは言うまでもありません。


いずれにしても、リピーターが定着しない商品というのは市場から消える運命にあるのです。


したがって、健康食品の販売会社というところは常にリピート率を重視しています。


その月の総客数のうち、リピーターは何割居たのか? これが“リピーター率”です。


repeat rate対して“リピート率”とは、その商品を売り出し始めてから今に至る総客数のうち、今月一ヶ月間のリピーターは何人居たか? という数です。


このように観察してみてください……、テレビコマーシャルの続けられないほとんどの商品が、市場から消えていくことにガッテンできると思います。





結論を申せば、「定着」していないのです。


乳酸菌やビフィズス菌を摂っても腸に「定着」してくれませんが、皮肉なことに、なんだかそういう乳酸菌、ビフィズス菌と共通した運命のように思えてなりません。


とはいえ、腸への「定着」にばかりこだわっても、前へは進めません。


ヒトの腸にすでに定着している善玉菌が、どんな役割をして、何を造り出して、ヒトの健康を決定付けているか……、これを検証することの方が大切です。


乳酸菌生産物質こそが健康を左右するのだ、という答えが自ずと導かれるはずです。





現在、弊社の乳酸菌生産物質を原料とした健康食品が各社で採用されています。


その商品を作る会社から、リピート率が極めて高い結果に驚いている、リピート率は右肩上がりに高くなっており、新しい商品の素材を探し求める必要がなくなった、と喜びの声が寄せられています。


時機到来! 多くの乳酸菌生産物質を知らないみなさまに喜んでいただける時代は、そう遠くありません。


< つづく >
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第52回 平成28年8月29日

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第52回“ 「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”


(52)2016年8月29日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その4)”
letterカナダ在住のエッセイストの方から、お便りが届けられました。


『今回の話題作「不老‘腸’寿」』は、先般の一時帰国中、東京の書店で買い求め期待を込めて読ませて頂きました。実は私、ミステリーの大ファンなのですが、読み進める内、最後の最後に犯人ならぬお薦めの食品が登場するのではないか、とワクワクドキドキでした』


そのお便りは、このようなプロローグで始まっています。





さて、数回に渡り掲載した編集後記も、まとめとして本稿でエピローグとしたいと思います。


私が師事させていただいた正垣一義所長は、科学により導かれた理論は人に智恵を与え利益をもたらすものでなくてはならないと常に仰られていました。


たとえば、東京(羽田)から札幌(千歳)まで飛行機に乗れば90分で行くことができます。


機体のメカニズムや空気力学をしっかり周知した上で空を旅する人など、ほとんどいないと思いますが、全ての人がそういった科学的理論の恩恵を受けているのです。


人体のメカニズムも同じことです。


にもかかわらず、識者の中に、未解明な部分を残したままでは乳酸菌生産物質を認めない、という方が多い現実が立ちはだかります。


先代の正垣所長が長い年月をかけて築きあげた物質で、私たちは「健康」という計り知れない利益を得ることができるようになりました。


利益を得るには、何はともあれ、乳酸菌生産物質に注目して利用すれば良いのではないでしょうか?


理論など何も知らなくとも、誰もが飛行機に乗るのと同じことであると思うのです。


利益をもたらすものには、必ず正しい理論があります。


乳酸菌生産物質についても遺伝子レベルのメタボローム解析を行った結果、学識者の方々に理論的に説明することが可能になりました。


メタボローム解析の結果を以て、なるべく多くの方が乳酸菌生産物質を納得してお使いいただけるようすることが私の使命であると思います。





mystery冒頭のエッセイストの方の言葉を借りれば、松本清張のミステリーのごとく、謎に包まれた腸内フローラの真実に辿りつく結末になるよう努力するつもりです。


< つづく >
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第51回 平成28年8月10日

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第51回“ 「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”


(51)2016年8月10日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その3)”
tvcmテレビCMで、老舗の乳酸菌製薬会社が「腸内フローラ」を持ち出して整腸に関する宣伝をするようになりました。


「腸内フローラ」の価値観が根付いた証拠だと思います。


それ自体は結構なことだと思いますが、腸内フローラを改善することが出来ないのに、あたかもそういった効果があるかのように思わせているのは、時代錯誤としか私には思えないのです。


以上、前回の補足として申しましたが、次はヨーグルトにまいります。


ヨーグルトの場合、少し話が違ってきます。


というのも、ヨーグルトを製造するときに2~3種類の乳酸菌やビフィズス菌を使うのですが、この菌が発育・増殖する際に限られた機能性にはなりますが、乳酸菌生産物質を放出するからです。


しかし、充分な発酵時間をかけることは製造コストを鑑みても出来ないので、量的にはわずかにはなりますが、ヨーグルトの中には乳酸菌とともに乳酸菌生産物質が存在しているのです。


ですからこの場合、まったく腸内フローラに影響を与えないとは言えません。


食べる量や個人差によって異なりますが、効果が出る場合も考えられます。


ここで重ねて申し上げたいのは、ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸に辿り着いたところで何かしらの役目を果たすわけではないということですので、しっかりとご理解ください。


毎日ヨーグルトを買って冷蔵庫に保存している家庭は多いと思います。


ヨーグルトが好きだから買っているという方もおられますが、やはり健康のためというところも心の奥底にはあるのでしょう。


しかし誰にでも平均的に腸内フローラをコントロールするチカラは、ヨーグルトにはありません。


自著にも書きましたが、料理やケーキづくりに使うのが賢明です。


NHKスペシャルの目玉のテーマであった便移植は、番組の中では夢の治療法として扱われました。


取材対象となったアメリカの方で腸の病気により明日をも知れぬ人が、この治療を受け2~3日でピンピンと元気になった様子が放送されました。


本当に夢のようなお話でした。


日本の著名な大学病院でも、便移植の研究が進んでいるとの報道でした。


しかし、この療法を確立するには、その前に腸内フローラの完全なる解明が不可欠です。


異状な腸内フローラにより重症になった人に、緊急的対処療法を行い一時的に腸内フローラが改善したに過ぎません。


あのアメリカの女性が永続的に症状が改善したとは、思えません。


それは、あの女性の腸内フローラの状態が正常になっていないからです。


死ぬまで何回も何回も便移植を続ける必要があるという点では、人工透析と同じことなのです。


病は元から治さなければ駄目と昔の人は言っています。


腸内フローラにいる腸内細菌の様子を研究してその異状から治さなければ、確立した療法が完成したとは考えられません。


lamplightしかし、その研究の火は今にも消え入ってしまいそうな状況です。


23年前、光岡知足先生グループによる理化学研究所における腸内フローラシンポジウムの研究が中止されたことより、日本では腸内フローラの研究は続けられておりません。


現在の遺伝子工学にて腸内細菌を分析することは出来るようになりましたが、その技術では研究の火を再び灯すことはそれこそ夢のようなお話です。


科学は進歩しなければなりません。


学術界においても、世界的レベルで非常に残念なことです。


< つづく >
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第50回 平成28年7月28日

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第50回“ 「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
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(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
“実践、腸内フローラと便観察(その1)”


(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”


(50)2016年7月28日
“「不老‘腸’寿」編集後記(その2)”
「不老‘腸’寿」は書籍という公共性を考慮し、文末の結論をマイルドにしました。


そのため、一部においては、少なからずインパクトに欠ける表現となった感がございました。


そういった箇所について、各方面からは説明不足との声も聞かれましたので、ここでは単刀直入に申したいと思います。


まずは乳酸菌からまいります。


乳酸菌は、学者の先生方から優秀な性状のものが分離されて株の名称が付帯されています。


しかし乳酸菌は、そのままでは何の役目も果たすことができないのです。


ichiroイチローに、バットを持たずにバッターボックスへ入りヒットを打てというようなものです。


乳酸菌はその菌が発育するための栄養をもらって、居心地の良い環境にしてもらってやっと発育を開始してどんどん増殖していきます。


そのときに、NHKスペシャルのCG画像でもあったように、代謝物質を放出するのです。


この代謝物質こそが、その乳酸菌の行方を決定付ける物質なのです。


したがって乳酸菌を増殖可能なまで増やして、代謝物質を出し切ったときに、その乳酸菌の性状を分析して株名を付けることが肝要です。


菌の産生した代謝物質にこそ、その値打ちがあるのです。


ところが、です。


乳酸菌の各メーカーでは、大量の菌を増殖させますが、菌だけを得るため遠心分離機にかけて、大切な代謝産物を洗い流してしまうのです。


なんとももったいない話ではありませんか!


残った菌は再び何もできない菌体に戻ってしまいます。


乳酸菌を研究している学者の方々も、菌体と代謝産物がまだ存在している状態にてその菌の働きを確認しています。


しかし代謝物が存在していないようでは、その菌の私たちの体に良い影響を与える効果など全くないと考えざるを得ません。


このようなことが、学術界でも当たり前のようにまかり通っています。


incorrect faith私が「生きた菌信仰」と名付けたのは、この理由によるものです。


菌は、生きて増殖してもうらための栄養物と、快適な環境にて発育増殖する過程において私たちの健康を決定する物質を放出するのです。


ですから、乳酸菌専門メーカーが製造した発育増殖しない乳酸菌は、いくら有名な乳酸菌であってもその効果に期待できないことがおわかりいただけると思います。


< つづく >
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第49回 平成28年7月4日

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第49回“ 「不老‘腸’寿」編集後記”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


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“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”


(43)2016年2月18日
“ポストヨーグルト(その1)”


(44)2016年3月2日
“ポストヨーグルト(その2)”


(45)2016年3月24日
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(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
“実践、腸内フローラと便観察(その3)”


(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”


(49)2016年7月4日
“ 「不老‘腸’寿」編集後記(その1)”
今回から、 「不老‘腸’寿」を上梓するに至った経緯を何回かに渡り記してまいるつもりです。


own literary work出版の動機をはじめ裏話やこぼれ話の執筆余談となりますが、私の心の奥底にある熱い想いをみなさまにご理解いただき汲み取っていただければ幸いです。


なによりも最初は、最大の動機となった事例を具体的に申し上げたいと思います。


まずは、メディアが発信する健康関連のCMにおける乳酸菌の捉え方に対する違和感からお話ししましょう。


ヨーグルトやサプリメントの広告では、生きて腸まで届いた乳酸菌の効果が当たり前のように報じられています。


中には乳酸菌が何千億個も入っているのですよ!と連呼されています。


このことがどうしても、乳酸菌の働きを以てして人の健康を守る研究を50年間以上続けてきた私の心に鋭く突き刺さるのです。


どうして間違ったことが、まかり通るのか?


どうしてこのようになってしまったのか?


このおまま放置しておいてよいのか?


メディアが伝える情報として堂々と広告されれば、多くの視聴者が真実と思い込んでしまう、何とかしなければ……微力ながらできることはないだろうか……。


own literary work日本人の高齢化は待ったなしで進行しています。


そして人々はみな健康長寿を願っています。


しかし国の医療財政は破綻寸前にあります。


こんなときこそ、私の研究してきた乳酸菌に働いてもらって健康寿命を延ばすしか方法はないと思っているのですが、ことはそう簡単にはまいりません。


そこには学者から企業に至るまでの「生きた乳酸菌信仰」が、歴然と立ちはだかっているのです。


この信仰からの救済は、簡単には為し得られません。


それには、書籍を通して訴えるしかないと確信した次第です。


昨年12月、公の最高機関の要請により腸の健康に関する講演会を行った際には、同じことを約100名の聴衆の方々にも提言してまいりました。


生きた菌信仰とは何か?


どうして巷に溢れる乳酸菌の商品に効果の程が期待できないのか?


これらについては次回に詳しく説明いたします。


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第48回 平成28年6月7日

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第48回 “書籍「不老‘腸’寿」発刊について”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
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(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
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(36)2015年7月16日
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(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
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(42)2016年1月28日
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(44)2016年3月2日
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(45)2016年3月24日
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(46)2016年4月7日
“実践、腸内フローラと便観察(その2)”


(47)2016年4月21日
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(48)2016年6月7日
“書籍「不老‘腸’寿」発刊について”
昨年のNHKスペシャルの放送に始まり今、空前の“腸内フローラブーム”となっている現象については、みなさまもよくご存じの通りかと思われます。


しかし、その中には「信仰」化され検証が為されず間違った情報のまま巷に溢れているという現実もあります。


これが罷り通れば、現在の少子高齢化による危機的な医療財政にも多大な悪影響をもたらすのは必至と私は考えております。


昨年12月、公の最高機関の要請により「腸内環境と健康長寿」の演題にて、約100名が参加する2時間の講演を行ってまいりました。


その際のスタンスについては、あくまで中立性を重視するようにと要望がありましたので、私はその立場に則って巷に広まった整腸法の疑問点について、解説を行いました。


もちろん、永年に渡り乳酸菌の研究で得られた知見を根拠にした内容ではありますが、その正否の判断は聴講された方に委ねてまいりました。


結果、多くの方々に現実を理解していただいたと思っております。


own literary workそして、このことはその場に居合わせた方だけでなく、やはり世の中の多くの方々に知っていただく必要があると思うに至りました。


ただし、企業として発刊したのでは会社の宣伝と誤解されるおそれがありますので、村田個人として出版すべきと決心した次第です。





書籍の概要はこちらのページでご覧いただける通りですが、4月末日以来アマゾンに注文が殺到したためアマゾンに在庫がないという表示が3週間続きまして、みなさまにご不便をお掛けしました。私からもお詫び申し上げます。


発刊後は、5月中の土曜日曜を利用して5会場にて合計1,500人の方に、発刊の趣旨と書籍には書かなかった内容にて各会場90分間の講演を行いました。


聴講されたみなさまには、満足していただけたと思っております。


これを機会に有名大型書店でも関連した健康に関する書籍を特別なスペースに集めたキャンペーンを1ヶ月間に渡り行い、DVDで全国展開するとの計画があります。


本来の目的は、真実が書籍を通じ多くの方々に周知されることでしたので、私も出来る限り協力したいと思っております。


< つづく >
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第42回 平成28年1月28日

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第42回 “黒豆”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”


(42)2016年1月28日
“黒豆”
black soy-beansおせち料理「黒豆」についての本稿、本来、昨年末に書く予定でしたが年が明けての披露となりました。


19年前に他界した私の母は、こまめに大学ノートに料理のレシピを書く人でした。その中におせち料理の黒豆の作り方があり、昔からの古来の豆の煮方が克明に書き残されています。


他界した年の暮れにレシピに従って黒豆を作ってみましたら、それが予想以上に好評だったもので、それ以来、黒豆作りが毎年暮れの定例行事となってしまいました。


実はこの黒豆の輪はどんどん広がっており、今では3kgもの量を仕込みするほどになっています。


つまり、お正月が近づくにつれ「おせちの黒豆のところは空けてありますから」とオーダーが入ってくる始末なのです。


黒豆は丹波産の最上級のものを問屋さんから仕入れてきます。しかし、どういうわけか12月20日過ぎでないと入ってきません。


他の具材もなるべく昔に近い自然のものを使います。豆漬けから完成まで4日間かけます。


おせちの黒豆ならばみなさんも、ビン詰やら高級店のもの等食べておられると思います。しかし、見かけは綺麗ですが味は甘みだけでシンプルなものになりがちです。


賞味期限を長くするためでしょう、豆そのものの味を吟味するには程遠いものとなっています。


私の場合、冷蔵保存でなるべく三が日以内には召し上がってください、と言葉を添えてお渡しするようにしています。


口に含むと皮もトロッと溶け、得も言われぬ黒豆の自然味が口の中に広がります。


毎年さらにおいしいものを、と工夫を凝らしているせいで、私の方から「今年の黒豆の味はどうでしたか?」と尋ねてみるようになってしまいました。


traditional foods池波正太郎の鬼平犯科帳でも鬼平がおいしそうに料理を食べるシーンがありますが、昔の人は少ない具材を工夫して、現在では味わえない料理を食べていたのだと思います。




われわれの舌は、添加剤で、その真の味を判断できないよう退化してしまっているのだ思うと、残念でなりません。


昔ながらの味というのも捨てたものではありません。貴重なものです。


もちろん、昔ながらの乳酸菌生産物質「醍醐」……。こちらも、さらに貴重なものと信じております。


< つづく >
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第41回 平成27年12月22日

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第41回 “下町ロケット”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”


(39)2015年10月1日
“物理的腸内フローラの考察”


(40)2015年10月30日
“物理的腸内フローラ考察の総括”


(41)2015年12月22日
“下町ロケット”
downtown roket現在、TVドラマにて人気を博している「下町ロケット」という番組があり、かつての“倍返し”に続き庶民の心を強く揺さ振っています。皆様もおそらくご覧になっていることと思います。


私も欠かさず観ておりますが、自身が永年に渡り乳酸菌と向き合い研究を続けるなかで先代の所長から踏襲した技術の成果が得られたときのような感動を覚えております。


ドラマは“ものづくり”のお話ですが、乳酸菌は相手が生き物ですから、“彼ら”と共同でつくり上げる心構えで開発しなければなりません。


「下町ロケット」では、技術を競って相手に勝るものをつくりあげそれをさらに世界に通用するものにするために大企業の高いハードルを乗り越えんとする、中小企業の厳しい姿勢に皆様が共感しているのだと思います。


その根底には、日本人の技術力の優秀さと世界一であるという精神的誇りを持ち合わせており、そのことに自覚的であるためだと推察します。


研究所の先代の正垣所長は、昭和24(1949)年に国会で2度に渡り、この乳酸菌の研究成果を以て国民が健康を手にすることで日本の戦後復興を為し得て、30年後には世界一の文化国家になろうと講演を行い、当時の厚生大臣と文部大臣から賛辞をいただいております。


私も先日、“霞が関”からの要請により、健康に関する勉強会にて「100歳!健康長寿は腸内フローラが鍵」という演題で2時間に渡る講演を行ってまいりました。約100名の方々が参集されました。


健康長寿は国の財政を左右する国策と言わざるを得ません。皆様それなりの見識を持って聴講されたようです。


「下町ロケット」の話に戻りますが、ドラマになぞらえ私の場合、腸内フローラの鍵となる乳酸菌の培養技術は、ひとえに共棲培養にあり、この技術は永い年月と巧みの業を以て、たゆまぬ研究の結果を経て成功したものであり、いかに最新の遺伝子技術を以てしてもつくり出せないものと自負しております。


しかしながら、この成果の検証が最新の遺伝子解析技術によって薬学的に可能となり、理論を無視あるいは軽視してきた識者の方々に証明することが可能となりました。


これで“下町企業”として、大手企業を横目に見つつ世界の方々にその恩恵を広める道が開けたと確信しております。腸内フローラがつくり出す物質が健康を決定する市民権を得る日がくるのを楽しみにしております。


new office buildingタイミング良く、弊社は新年、1000㎡の新本社工場を近くの東京外環和光北インター傍に移転します。経産省のサポイン事業の一環として、最新の開発機器も完備します。


このことは、「週刊文春」新年号(12月24日発売)にも「会社の実力」として掲載されます。新工場における、“下町乳酸菌”としての技術の進展にご期待ください。


今年の「私考欄」はこれで最終版となりますが、1年間に渡りお読みいただいたことに深く御礼申し上げます。


< つづく >
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第38回 平成27年9月1日

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第38回 “もの忘れドック検査”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”


(32)2015年2月23日
“NHKスペシャル・腸内フローラ”


(33)2015年4月17日
“「腸内フローラ」と「バイオジェニックス論」”


(34)2015年5月18日
“腸内フローラと大腸がんについて”


(35)2015年6月16日
“ジェネリック医薬品”


(36)2015年7月16日
“ラジオ放送「ジャム・ザ・ワールド」”


(37)2015年8月3日
“腸内フローラとクオラムセンシング”


(38)2015年9月1日
“もの忘れドック検査”
forgetfulness約6年前、私が69歳のときの話です。


順天堂大学医学部付属・順天堂東京江東高齢者医療センター(東京都江東区)にて、「もの忘れドック」を実施していることを知り、受診することにしました。


そう思い至ったのは、当時、顔は思い浮かぶにもかかわらず人の名前が口に出せないこと、地名が思い出せないこと、など、認知症に関する心配が頭にちらつき始めたからでした……。


検査内容は、まず外来にて、頭部のCT検査(主に海馬の部位の状態の画像診断)を行います。


次に、専門医の教授の口頭質問や図形による心理検査データを取得します。その結果から、アルツハイマー型か年齢相応のボケなのか、頭部単純CT画像を見ながら説明を受けました。


結果、教授の口から「現状では異状は認められません」と、ホッとする言葉をいただきました。


続いて「2次ドックを受けてみませんか? これをすれば、いつから認知症になるか正確に診断できますよ。ただし、1泊していただいて22万円かかります、どうしますか?」とアドバイスがありました。


Dr.advice「認知症は発症する時期が判定されると、その前からいろいろと対策が可能になり、発症しても緩やかなカーブで推移するので対応できることも増えますが、少しヘンだな?と思ってから来られても、もう手遅れです」


そう教授に詰め寄られた私は、咄嗟のことだったこともあり「よく考えてからお願いするかもしれません」と言って、その場を後にしました。





あれから6年が経ちました。あのときの教授の言葉が、ときどき頭を過るようになりました。


「寿命はどんどん延びていきますよ。80歳から90歳、ガンや脳卒中にかかるリスクは増えても、これらは予防や治療ができるようになりました。残るひとつが認知症です。長寿の時代において、最後に残る一番の病は認知症となるでしょう」


この言葉が頭から離れなくなり、思い切って2次ドッグを受ける決心をしました。認知症になるなら、あらかじめ分かっていた方が良いと思ったのです。


さらに2万円追加すると、全身のPET-CT検査も受けられるとのこと、1cm以下の悪性腫瘍でも発見できるのです。


私は興味津々になりました。なにしろ、8歳のときから乳酸菌生産物質を飲んでいる身です。これは、おもしろい! そう思ったのです。





hospital-night2次ドックは1泊入院です。4人部屋に入ると、他の3人の方々は認知症がかなり進んでいる様子で、変な気分になってしまいました。


夜中に、突然「村田さん!」と、声を掛けられ驚いていると、声の主は1次ドックの教授でした。


「よく来られましたね、私のアドバイスを聞いていただき感謝しています。このドックで私がOKを出したら、10年は保証しますよ」と、ニコニコしておられました。


1日目は1時間くらい、図形、言葉、算数の検査、2日目にも1時間くらい、今度は物を組み立てたり、デザインと色に関する検査を受けました。


(MMSE)(ADAS)(CDR)(WAIS-Ⅲ)全て点数でデータが採られます。(IADL)(PGC)(GDS)(WMS-R)と得点が出てきます。


2日目の午後は、頭部MRIと全身のPET-CT検査に約2時間かかります。終了したのは午後5時で、結果は1ヶ月後に来院するように申し渡されました。


それから結果の出る1ヶ月間はなんだかワクワクして待ち続け、いよいよ当日、検査結果を聞きに行きましたところ、「年齢相応であり、全て正常の成績です。悪性腫瘍もありません」とのこと。


特に、PET-CTの脳に関する画像診断の説明は70もの画像による説明があり、これは受けておくべき検査であると痛切に感じたのです。


「当院の規模の施設は日本に3つしかありません、北海道からも来られますよ。歳をとったら必ず受けておくべきです」


教授の力強い言葉を噛みしめつつも、乳酸菌生産物質の凄さを実感しながら、私は病院を後にしました。


< つづく >
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第31回 平成27年2月17日

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第31回 “節分の思い出”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”


(31)2015年2月17日
“節分の思い出”
節分を過ぎると立春。しかし春とは名ばかりで寒い日が続いております。みなさまにおかれましては、くれぐれもご自愛いただきたいと思います。


今回は節分の、少々ほろ苦い思い出をお話します。


今から約40年前の節分の日を、私は入院中の母の病室で迎えました。


bb0126_01.png母に付き添っていると、病院の院長先生が病室に入ってきて、大きな声をあげて「鬼は外、福は内!」と言いながら、大量の豆をまき始めました。


突然の院長先生の行動に、私も母もびっくりしましたが、それは病気で沈む親子の気持ちを和らげようとする、院長先生の演出だったのかもしれません。


私たちと院長先生は古くからの知り合いで、特に私の両親は、昔、医大生で苦学をしていた頃の院長先生を生活面でサポートしていました。


院長先生からすると、私の母は恩人ということで常日頃、院長先生は私の母を「おばさん、おばさん」と言って慕っていました。





その「おばさん」が末期の胃癌のようである。院長先生が神妙な顔で私に告げたのは、1月のある日でした。


最近少しやせてきたものの、乳酸菌生産物質を毎日飲んでいる元気そうな母。その姿を日頃から見ている私としては「そんなバカな」という感じでしたが、院長先生は「大学病院の先生にも診断してもらったが間違いない……」と言うのでした。


「おばさんは随分苦労したのだから、ここらで楽になれということかもしれない。君も、腹を決めるときが来たようだ。私も出来ることなら、どんなことでもおばさんにはしてあげたい」


bb0126_02.pngとにかく今はショックだろうから、これでも飲んでね、と院長先生は私に高級なウイスキーを一本持たせてくれました。


飲めないお酒をぶら下げながら(私は下戸なのです)、なんだか腑に落ちないまま、その日は帰宅しました。


院長先生のアドバイス通り、本人には胃癌とは告知せず入院させることになりました。今は体が衰弱しているので手術は出来ないから体力が回復したら開腹しよう、ということで、私も毎日欠かさず会社の帰りに病院に立ち寄り、たくさん乳酸菌生産物質を飲ませて、母の体力の回復を待ちました。





院長先生が豆まきをしてから数日後、手術の日が決まり、私もやっと腹を決めるしかないと思いました。末期のがんなので、手術をしても助かる可能性は低い、との診断だったのです。


ところが、手術の前日になり、院長先生と一緒に手術する予定の大学病院の先生に急用が出来て、母の手術日を変更することになりました。


時間が出来たので、手術前に再度精密検査をしてみようか……ということになり、調べてみると、「がんが少し小さくなっている」というではありませんか。


そのような訳で、手術は先に伸ばし、経過観察してみることになりました。その後、1ヶ月位した頃に院長先生の紹介で国立がんセンターへ赴き、ファイバースコープによる検査で「病変部位は胃潰瘍の跡であろう」という最終診断をもらいました。


bb0126_01.png母はぴんぴんして退院し、それから88歳の天寿を全うするまで元気でいてくれました。








今年も、節分の行事である「豆まき」をテレビニュースで見て食卓で「恵方巻き」を頬張る私の脳裏に、院長先生の「鬼は外、福は内!」の声がよみがえってきました。


つくづく、あらためて、健康のありがたさを痛感する私なのでした。


< つづく >
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第30回 平成27年1月26日

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第30回 “おせち料理”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”


(29)2014年12月26日
“フレンドリーコミュニケーション”


(30)2015年1月26日
“おせち料理”
平成27年の最初の私考欄をお届けします。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


皆様におかれましては、お正月はどのようにお過ごしになられたでしょうか? お祝いムードで、美味しい物をたくさん召し上がった方も多いと思われます。


bb0126_01.png最近では元旦から初売りも行われて、お正月用の食べ物を大晦日までに用意する必要もなくなりましたが、やはり「おせち料理」を、特に年配の方々はお召し上がりになると存じます。子供のから、お正月のおせち料理が何よりの楽しみである私も、その一人であります。


お重に美しく詰められたおせち料理を目の前にして、健康のためにダイエットを心がけておられるかたも「お正月だけば許してもらうことにしよう」と、何となく後ろめたさがありつつも、箸を運ばれたのではないでしょうか。


そして、少しだけにしておこうと思っていたのが、ついつい箸がすすみ……私も子供のころの楽しい思い出がよみがえり、沢山食べてしまいました。


その結果、一週間後くらいにおそるおそる体重計に乗って「ああ、やっぱり」と、残念な結果に肩を落とした方も多かったのではないでしょうか。私も、その一人であります。


年を取ると基礎代謝が少なくなりますので、食べただけ体重は増えますが、少々食事を減らしたところですぐに体重は落ちないのが悩みです。


身体の恒常性(ホメオスタシス)がエネルギーを蓄積してしまうからです。まあ、それだけ我々の体が正常に働いているというふうに思えばよいのですが、肥満というのも健康に良くない、気を付けたい事態です。しかし少しくらいの肥満のほうが健康的である、という説も最近はあります。


と、楽しいお正月ゆえに少々お話が脱線しましたが、身体のメンテナンス、健康管理は、自ら気を付けていきたいところです。


先程ホメオタシスのお話をしましたが、自分の体の健康を思うとき、食養生や栄養学と一緒に、細胞の世界にも目を向ける必要があるように私は思います。


bb0126_02.pngたとえばDNAについて。TVのサスペンスドラマでは、犯人の判定のために盛んにDNAが登場しますが、もちろん犯人を見つけるためにDNAが存在しているわけではありません。


DNAは私たちの体を作り出す設計図と言われ、ひとりひとりの細胞の中に組み込まれています。DNAによって人の寿命から病気に至るまでのことが決定されているという事から、今後は遺伝子治療やオーダーメイド治療などに活用されていくようです。


また、私共も乳酸菌生産物質についてメタボローム解析を行い、細胞レベルに関与する機能性のある物質についての研究を進めております。


とはいえ、研究もさることながら、まずは論より証拠。毎日の乳酸菌生産物質を欠かさずに、日々の体調について自分自身で気を付けていきたいところです。


皆様におかれましても、乳酸菌生産物質をご愛用いただきより良い一年をお過ごしいただければと思います。


< つづく >
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第28回 平成26年10月30日

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第28回 “「噛むこと」そして「菌活」”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”


(28)2014年10月30日
“「噛むこと」そして「菌活」”
長い猛暑をくぐりぬけ、最近は太陽の日差しも和やかに感じられるようになりました。これから一か月位は秋の気分を満喫できると思う今日この頃です。


私も12月で74歳になります。気分はフレッシュなままですが、やはり気持ちと年齢相応の身体の衰えにギャップを感じます。今は引退した親戚の医師から「やっと80歳の坂を無事に越えました」との便りが届きました。私も彼のように無事に坂を越えていきたいと思います。それにはやはり「健康」が第一です。


bb1030_01.gif私と同じように高齢者の方々が多くなっておりますので、TVの番組も新聞の記事も、健康に関係するものの割合が多くなっているように思います。そして宣伝も健康にかかわるものがほとんどです。


例えば、「健康のために、この野菜ジュースを毎日飲んでください」という宣伝。その商品の成分表にはかなりの量の栄養成分が列挙してあります。しかし、甘味を付けるための果物の糖分には気を付けなければならないのでは……と私は感じます。


また、野菜ジュースを飲むのは簡単で良いのですが、野菜を噛む、咀嚼するというのも健康には大事だと思います。


私たちの体は、食べ物を口で充分に噛んで唾液と混合させ、ある程度の大きさにして飲み込むことで、神経を通して「これから消化活動に入る」という指令が消化管に行きわたるそうです。消化器官を上手に動かすためにも、「噛むこと」はとても大切だと思います。


また野菜類の繊維質は胃や小腸では分解されず、大腸へ到達して腸内細菌の善玉菌の増殖に大きな助けになります。野菜ジュースでは、野菜そのものを食べるよりも繊維の量は少なくなってしまいがちです。


野菜ジュースも良いものですが、それだけで済ませるのではなく、野菜自体を食べることも怠らないようにしたいものです。


さて、人に寿命があるように、人の体の各臓器にも寿命があります。それらは自動車のように部品交換はできません。今、IPS細胞でそれを可能にしようと科学者は研究していますが、それ以前に重要なのは、自分の体の臓器を長持ちさせるように保守することだと私は思います。


腸内環境を整えること、善玉菌の作った代謝物(乳酸菌生産物質)を摂ることは、体全体の健康寿命を延ばすために役立つもの、と私は信じております。


弊社の乳酸菌生産物質は、メタボローム解析にて多くの代謝物の特定をしています。その中において、細胞に関与する物質について、これから産学連携で大学と共同で研究して参ります。その結果、皆様の健康長寿に大きく寄与できると確信している次第です。


【追伸】
bb1030_02.jpg先日、出社する車の中でラジオを聞いていたところ「これからは菌活の時代です」という話が流れてきました。就活、婚活など、「○活」という言葉は近年になってよく使われていますが、菌活とは、発酵食を食べることで体に良い菌を積極的に取り入れる、という活動のことだそうです。ヨーグルト、きのこ、納豆を食べる菌活を20代~40代の女性の7割が実践しているそうです。


さて私は、「菌活」は何を置いても「乳酸菌生産物質」が一番と思います。


菌そのものを食べるのではなく、乳酸菌生産物質を摂ることによって「お腹の菌(腸内環境)を元気にする」菌活です。


若い方からお年寄りまで、この菌活をみなさんに積極的に行っていただきたい、そのように感じております。


< つづく >
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第27回 平成26年9月9日

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第27回 “発酵と中村吉右衛門”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”


(27)2014年9月9日
“発酵と中村吉右衛門”
bb0909_01.gif去る8月25日の読売新聞(夕刊)にて、歌舞伎俳優・二代目中村吉右衛門の「良き型 発酵させ次代に」という記事を拝見しました。


初代吉右衛門をしのぶ「秀山祭九月大歌舞伎」の座頭として、東京の歌舞伎座で9月1日~25日の一ヶ月間、出演するとのこと。そこで初代ゆかりの演目を上演するそうです。


「初回の良き型を継ぎ、まねではない、発酵した二代目の型を後世に」とのこと。


乳酸菌生産物質の研究・製造において「発酵」と長年取り組んできた私ですので、このように「発酵」という文言が歌舞伎の世界でも使われる時代になったかと思うと、感慨深いものがあります。


さて、歌舞伎俳優としての二代目吉右衛門も大変魅力的ですが、テレビドラマ・舞台での「鬼平犯科帳」の名演技は特筆すべきものがあるでしょう。私も、火付盗賊改方・吉右衛門演ずる鬼平ファンのひとりであります。


原作は、池波正太郎の時代小説。これまでに松本幸四郎、丹波哲郎、萬屋錦之助などの名優が演じてきましたが、吉右衛門の演じる鬼平は、とりわけ光っているように私は感じます。演じれば演じるほど味が出てきているようにも思いました。これを「発酵」といえば、そうかも知れません。


新聞記事は「初代はまねではなく、自分の型を作った。その意味でも秀山祭りを通して自らの気を引き締め、若手をも育てる場所にしたい」という吉右衛門の言葉で、締めくくられていました。これから、歌舞伎世界の「発酵」がどう進んでいくか、楽しみです。


さて、広義の「発酵」とは、人間にとって有用な微生物の作用を指します。その発酵により、元の食品が変化するのが特徴です。


そして私ども光英科学研究所は狭義の発酵にも着目、発酵から生まれる産生物質にスポットを当てています。仏教に諸行無常という教えがありますが、科学的な解釈をすると「すべての現象は変化して無くならない」ということになりそうです。二代目吉右衛門も、自然のうちにその法則を役者の世界で実行しているのでは、と私は思っております。


そして、もちろん、人間の体の中でも発酵が行われています。おなかの中で、腸内細菌が発酵して出す物質が人の健康を支えてくれているのです。


bb0909_02.png「腸」の中で、「発酵」するチカラが健康で生き生きとした人生をおくるための鍵と言えるかもしれません。


さて、私どものキャッチフレーズであります「腸能力開発®」は、そのような事も相まって、各方面から反響をいただいております。


しかし「腸」という具体的な体の部位を、これまでは、製品に表示することはありませんでした。しかしこの度、政府から発表された新しい食品機能性表示制度においては「エビデンスデータをきちんと整えたうえで」という条件が多々あるものの機能性をあらわす際に、体の部位を具体的に表現できることになりそうです。ここで「腸」もスポットライトを浴びることでしょう。


新しい制度によって、消費者の方々にその機能性を正しく伝えられる事を願ってやみません。


私たちを取り巻く食品制度の世界も、こうして発酵し続けているのです。


< つづく >
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第26回 平成26年7月22日

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第26回 “食物繊維”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”


(23)2014年3月17日
“メタボローム解析について”


(24)2014年4月14日
“メタボローム解析(代謝物解析)と腸管免疫”


(25)2014年5月19日
“腸内細菌学会”


(26)2014年7月22日
“食物繊維”
「食物繊維」という言葉、よく聞かれるようになりましたね。みなさん、何となく「お通じに良さそうだ」というイメージを、持っていらっしゃるのではないでしょうか?


快食そして快便は、言うまでもなく健康の大切なポイントです。


日頃から私は、乳酸菌生産物質をとりつつ、食事の内容にも気を付けることが重要と考えております。


そこで勝手ながら、私が日々でどのように食物繊維を取り入れているかをご紹介させていただければと思います。題して、「食物繊維よもやま話」です。


bb0722_01.jpgさて、食物繊維は書いて字の通り、私たちの食物に含まれている繊維成分です。野菜、果実、穀物には含まれていますが、魚や肉には全く含まれていません。


私の若い頃には、(栄養学では認知されていたのかもしれませんが)食物繊維という言葉は出回っていなかったと記憶しております。


もっとも、戦中戦後は食べられるものは日本国民全員が食べられるものは何でも食べて生きながらえてきました。前にも書きましたが、幼い頃は道を歩く時、何か食べられるものはないかと、きょろきょろしていたものです。


当然、食品成分を意識して食事をするという習慣などありませんでしたが、よく考えると、その頃の食事(雑穀や豆)には食物繊維がたくさん含まれていました。自然と腸内細菌にやさしい食事を摂っていたわけですね。


ところで食物繊維と一口に言っても、水溶性食物繊維と非水溶性食物繊維とに分けられます。水溶性は植物の細胞にある貯蔵物質や脂質のコントロールに役立ちます。


もうひとつの非水溶性食物繊維は、水に溶けにくいため、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にして便通を促進します。


どちらの食物繊維も腸内細菌で発酵されます。大腸で腸内細菌により発酵した食物繊維によって、ビフィズス菌など善玉菌が増え、腸内環境を良くします。



bb0722_02.jpg私の年齢になりますと、特に食物繊維には気配りが必要と思います。最近はスーパーマーケットにてサラダのセットを、各種売っておりますね。こういうものを活用するのも良いと思います。


親切に「食物繊維がいっぱい」等と明記しているものもあります。私は毎日、夕食の時に最初に野菜(サラダなど)を食べるようにしております。


乳酸菌生産物質との相乗効果でしょうか、毎日バナナ状の直径2センチ長さ10センチくらいの黄茶色の健康な便が出ます。においも少なく、気分もスッキリ。乳酸菌生産物質と食物繊維のすばらしさに、トイレに行く度にガッテン!しております。


ちなみに焼肉を外食で食べるときにも必ず先にサラダを大量注文します。普通、大量の肉を食べると便の色や匂いが気になるものですが、私の場合は、いつもと同じものを見る事ができます。


皆様、食物繊維の多い食事を摂って、スッキリした快便で元気に生きましょう。もちろん、乳酸菌生産物質をお忘れなく!


< つづく >
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第22回 平成26年2月3日

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第22回 “第3の万能細胞”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”


(22)2014年2月3日
“第3の万能細胞”

bb0203_01.gif1月30日の朝は、テレビ、新聞共にSTAP細胞の発表で大騒ぎになりました。その内容は今までの生物学の常識をひっくり返すもので、またそれを発見したのが30歳の若いお嬢さんでしたから、驚きも倍増となりました。


詳しくは、マスコミの詳細な記事にてご存じでしょうから敢えて申し上げませんが、アメリカ・ハーバード大学にて研究を続けた経歴を持つ彼女が、昨年春、世界的に権威ある英科学誌ネイチャーに投稿した際には、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄していると酷評された」とのこと。


しかし、その研究を理化学研究所が取り扱ってくれたということに驚きを感じます。彼女が研究を続けられたのは、周囲の人に恵まれたということもあるでしょうが、それだけ彼女に人徳があったからと思います。


bb0203_02.jpg当社も理化学研究所のインキュベーションプラザに籍を置いておりますので、拍手を送る気持ちでいっぱいになりました。


野球評論家の野村克也氏がよく「意外性」という言葉を使っていますが、まさに小保方さんの研究は、理化学研究所の放った意外性の場外ホームランと言って良いでしょう。


さて、当社も乳酸菌の代謝物である乳酸菌生産物質の作用について、研究を続けております。代謝物解析(メタボローム解析)結果もその一例ですが、学識者の方々にお話しをしてもなかなか興味を持っていただけず、残念な思いをしたことが多々ありました。


しかし理化学研究所で200名の研究員のチームを編成して腸内フローラの研究をされていた経歴をもつ東京大学名誉教授の光岡知足先生に、メタボローム解析データをお届けしたときに「私の仮説が真説になったよ」と喜んで頂けたことは、私にとって何よりありがたいことでありました(そのとき、すぐにでも学会に発表するように勧められました)。


また、薬学系の大学の研究者の方々も、国からの補助金を活用して研究すると申し出ておられます。他の大学も論文にするための研究を進めてくれています。


少しずつですが、研究が広がっております。本当に人の健康に大切なのは、乳酸菌がつくりだしている「乳酸菌生産物質」だと近い将来には認められると私は確信しております。


乳酸菌生産物質が乳酸菌そのものを超える日は、そう遠くないかもしれません。


皆様、ぜひ応援していただけますようお願い申し上げます。


< つづく >

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第21回 平成26年1月22日

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第21回 “紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”


(20)2013年12月24日
“乳酸菌生産物質白書”


(21)2014年1月22日
“紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”

bb0122_01.jpg平成二十六年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。今回は「ことわざ」にあります「紺屋の白袴」についてお話しいたします。


私の子供の頃は、よく紺屋の白袴という言葉を耳にしたものです。染物屋さんが人の着物を染めるのが忙しくて、自分の着物は(その道のプロなのに)染めもせず白いままでいることから、他人のためばかりに働いて自分のことには手が回らない、という意味を指しています。


現在では、医者の不養生、カリスマ美容師の頭はボサボサのまま、等々に表現が変化していますが、いずれにしてもあまり誉められたものではありません。


この「紺屋の白袴」という言葉、私はいつも心に留め置くようにしています。と申しますのは、皆様に健康に過ごしていただく乳酸菌生産物質の仕事をしていくためにまずは自分が健康でなくてはならないと思っているからです。しかし毎日会社で仕事に追われていると、ついつい飲むのを忘れてしまうこともあります。


さて、弊社会長の金廣シズ子は90歳になりますが、大変元気でその若さには皆さんが驚きます。日課としてお友達と一緒に散歩をかかさず、万歩計をつけて10,000歩を目標にしておりましたが、医者から6,000歩までにしたほうがよいとアドバイスされたため、今はそれに従っておりますが、足取りも確かなものです。私がたまたま風邪気味の時に会長と会うと、「貴方は乳酸菌生産物質をちゃんと飲んでいるのか!」と心配されます。


90歳の会長に心配をかけてもいられないので、日課として毎朝、会社に行く前にかなりの量の乳酸菌生産物質を豆乳で薄めて飲むことを励行しております。また顔には洗顔の後にスキンクリームに乳酸菌生産物質を混ぜたものを塗っております。これは40年間欠かしたことがありません。もう少し歳をとるとその効果の程が見て頂けると楽しみにしております。


なお会長は、いつもポケットに乳酸菌生産物質の入った小さいボトルを入れており、外のレストランで食事するときに出てくるお水に、必ず乳酸菌生産物質を入れて飲んでいます。そして同じテーブルの人の水にも入れて差し上げております。


これから考えますと、毎日続けること、機会があれば少しずつでも乳酸菌生産物質を飲むことがいいのだなと思い知らされます。「紺屋の白袴」にならぬよう、ことわざの意味を噛みしめている次第です。


bb0122_02.gifさて、乳酸菌生産物質ご愛用の皆様から「いつ飲んだらいいのですか?」と質問されることが多いのですが、私からは「何時でもいいから気のついたときになるべく回数を多く飲んでください」とお答えしています。論理的になりますが、皆様の腸内細菌が毎日連続して作り続けている乳酸菌生産物質を補充するのですから、毎日なるべく回数を多く続けて飲むのが合理的なのだと、私自身ガッテンしている次第です。


< つづく >

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第19回 平成25年11月25日

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第19回 “大谷光瑞師の墓碑”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”


(16)2013年7月23日
“私の腸内細菌”


(17)2013年8月9日
“乳酸菌との対話”


(18-1)2013年9月2日
“純正醍醐論(その1)”


(18-2)2013年9月3日
“純正醍醐論(その2)”


(18-3)2013年9月4日
“純正醍醐論(その3)”


(19)2013年11月25日
“大谷光瑞師の墓碑”

bb1125_01.jpg前回の私考欄にて純正醍醐論なる論説を書きましたが、「醍醐」再現の発案者である大谷光瑞師の墓碑を、乳酸菌生産物質の礎を作っていただいた御恩、そして株式会社光英科学研究所の開祖としてお奉りしておりますことを、ご紹介させていただきます。前置きとして私事になりますが、義兄の話をさせていただきます。


以前、義兄が60歳を過ぎて胆石で1ヶ月の入院をしたとき、テレビから耳に入ってきた「知恩」という言葉に心が揺れたそうです。それは受けた恩は石に刻んでも忘れるなという高僧の説法でした。


そして義兄は、30年がかりで集めた浮世絵や中国韓国の古美術(時価200億円)1800点を故郷の山口県萩市へ寄贈することを決めました。ふるさとへの恩返しの気持ちです。


その義兄の行為に山口県知事も感激され、県として寄贈された美術品を展示する美術館の建設が決定されました。そして東京都庁舎も設計した著名な建築事務所が設計図を手掛け、山口県立萩美術館浦上記念館として古都「萩」にふさわしい美術館を完成したのが、平成8年でした。


その後も義兄は寄贈を続け、今では世界でも屈指の浮世絵の美術館となり、名誉館長として月の半分は萩に行っております。80歳を超えましたが、乳酸菌生産物質を飲んで元気に活動しています。


bb1125_02.jpg義兄の行動を見て、私も、受けた恩を忘れずに生きたいと思うようになりました。そう思っていたところ、平成15年、大谷光瑞師の御分骨を御守りしている方から私へ連絡がありました。今は自分が御守りしているが、自分の子孫で継続できそうにないので、光瑞師の流れをくむ光英科学にてお奉りしてくれないか、ということでした。


その方が光瑞師のご分骨を御守りしている経緯を、あらためてお聞きしたところ、その方は、光瑞師が最期の地として別府市の鉄輪(かんなわ)別邸にて療養された6ヶ月間、お傍でずっと光瑞師の身の回りのお世話をされていた方だそうです。


そして光瑞師がご遷化されて(お亡くなりになられて)、遺骨が大谷本廟に帰山される際に、分骨していただいたそうです。その経緯は光瑞師の別邸のあった別府の大谷公園の石碑にも刻まれています。


その方のお話をお聞きして、献身的に御守りなさってきたことに尊敬の念を抱くとともに、こうして乳酸菌生産物質を皆様の健康のために作らせていただけているのも、光瑞師のご発案によるもの、その御恩を私は一日たりとも忘れてはならないと思いました。


そして、私の自宅の近くの築地本願寺別院の墓地に墓碑を建立して、御分骨を安置させていただくことになりました。


石碑には醍醐の梵語を刻み、中国、大連にての大谷光瑞農芸化学研究所の腸内細菌の研究の歴史も書かせていただきました。そして石碑には光瑞師のご尊顔を写真のようにきれいに刻ませていただきました、お墓参りに訪れる方々は、ご尊顔に向かっておだやかに手を合わせていらっしゃいます。


さて先日、東京築地の本願寺にお参りしたとき、現在の築地本願寺の発案・設計は大谷光瑞師であるとの年表を拝見しました。みなさまもご存じのように、築地本願寺の建物は、日本の寺院とは異なった造形になっております。光瑞師の革新的な発想、ご威光が偲ばれます。乳酸菌生産物質の礎を築かれた光瑞師は、未来への視点を常に持っていらっしゃったのではないか、と想像致します。


私は毎週、お墓参りに訪れて、光瑞師の石碑の前で頭を深く下げております。


御恩を忘れずに、これからも歩んでいきたいと思います。


< つづく >

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第15回 平成25年7月3日

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第15回 “同窓会”
(1)~(14)

(15)2013年7月3日
“同窓会”

bb0703_01.gif皆様も数年に1回くらい、母校の同窓会に出席されているのではないでしょうか?


私は幼い頃、山口県の学校に通っており、その学校の同級生たちの半数が山口から東京に出て来ているため「東京在住者の同窓会」が2~3年に1回行われ、私も必ず出席するようにしております。


私達は、太平洋戦争敗戦直後に小学校に入学しました。山口大学付属小学校・中学校で男女共学、50名2組にて9年間の持ち上がり一貫教育。従って同級生は家族よりも親しく、強い連帯感が育成されました。なにしろ善い事にしろ、悪い事にしろ、徒党を組んで行ったものです。教師は大学からの教授か、陸・海軍士官学校からやってきた先生でした。コワイ先生達との対決も、子供にとっては愉快な出来事。やんちゃ盛りの思い出です。


親しい仲間が集まる同窓会ですが、今年(6月)は男性6名、女性11名でした。残念ながら、最近は加齢のためか出席者が少なくなっていますが、それを寂しがるというよりも、欠席者を酒の肴にして楽しく、会費2500円、アルコール代別持、90分の有楽町のバイキングにて飲食し、子供の頃の出来事を懐かしく思いました。


何しろ昭和16年の開戦から20年の敗戦に至るまで次第に食料事情が悪くなり、小学校に入学した頃は学校の昼休みや、帰りに、何か食べられるものはないか、そればかり考えて歩いたものです。友達のお母さんが小さなジャガイモを茹でて食べさせてくれたのが、今でも忘れられません。栄養失調という言葉は当たり前に聞こえてきました。その頃は、国民全員が食べ物に苦労しており、今でいうダイエット食の生活でした。


ヒトの体においては、食物が小腸にて分解吸収され、大腸に余り物が行って腸内フローラが形成されます。その頃の人間に棲み付いていた腸内細菌は苦労したことでしょう。何しろ発育するための栄養物が、なかなかお腹にやって来ないのですから。現代の飽食の時代と全く逆の状況です。腸内細菌は飢餓状態にて強いチームを作りお腹の中で生き延びたものと思います。


bb0703_02.gif私の生まれる昭和15年までは、第二次世界大戦の開戦前であったため、食料事情はまだ保たれていました。しかしその後、戦争により序々に悪くなりました。


従って、昭和15年前と後では、腸内細菌にとっても分水嶺となっているのだと推測されます。私は腸内細菌が良い環境であるギリギリの所にいたのだと、思わざるを得ません。


そして昭和22年頃になると、戦争が終わりアメリカから食料がどんどん輸入されて来ました。昭和22年以降に生まれた方の腸内細菌は、またもや異なるものとなったのではないでしょうか。


もう一つ特筆すべきことは、山口県は近郊に農家があり、戦争中で食料が無い中でも何とか食べ物にありつくことができました。しかし、東京の人々は大変な食料不足で苦労したそうです。


同窓会で同級生から聞いた話によれば、東京で就職した同年代の友人の中では、東京出身の人のほうが早く亡くなっているとのことでした。東京の食糧事情が悪かったために、充分な免疫機能を持つ腸内フローラを造りえなかったのではないかと、私は思っています。


現在、野菜を中心にした植物性タンパク質の健康食が提唱されています。しかし生まれたときから幼児期までに形成された、ヒトの腸内常在菌と腸内フローラの根本を変えることは難しいのです。昭和15年以後に生まれた方にはバイオジェニックス「乳酸菌生産物質」が健康長寿のためには必要不可欠だと、つくづく思います。


さて今回の同窓会で皆が口にしたのは、「この歳になると、もう余った歳を過ごすだけ。別に今日死んでもかまわないが、健康でありたいものだ」という言葉でした。私も同感です。彼らのお腹の中も、健康な腸内フローラが形成されているに違いありません。


8歳から64年間、乳酸菌生産物質を飲み続けた私も、友人たちと一緒に健康に歳を重ねていきたいと、あらためて心から思った一日でした。


< つづく >

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乳酸菌の新しいステージ

乳酸菌,原材料