1969年より乳酸菌・ビフィズス菌の発酵パワーを研究し、ヘルスケア商品の原料や製品開発を行う株式会社光英科学研究所ことKOEI SCIENCE。埼玉県和光市に本社を置く当社は「埼玉県から世界へ、乳酸菌の発酵パワーをスポーツに」を掲げ、“発酵”をキーワードに幅広くアスリートの応援を行なっています。現在KOEI SCIENCEがサポートしているのは、地元・和光市出身の自転車競技 梶原悠未選手と、埼玉県を本拠地 とするプロ卓球チーム T.T 彩たまのみなさん。今回、その“腸活アスリート”のみなさんがT.T彩たま卓球ステーション浦和店に集まりました！KOEI SCIENCEがサポートするトップアスリート同士の対談、最後となる後編では、アスリートとして生活で気を付けていること、そして2023年の目標についても話を聞きました。

―――KOEI SCIENCEでは、乳酸菌の発酵パワーで多くの人の健康に貢献することを目標にしています。ヘルスケアの観点から、健康には食事や運動の内容と同じくらい生活リズムも大事だと考えているのですが、トップアスリートのみなさんがどのような生活リズムで１日を過ごしているのか、ぜひお聞きしたいところです。事前に準備した用紙があるので、練習を行っている日のスケジュールを書き込んでいただけますか？　ちなみにインタビュワーである私の１日は、朝早く起きて、ラジオ体操こそしますけど運動はゼロ、仕事を終えて晩御飯を食べ終えたあとは、ダラダラと過ごす...

上田 ダラダラも大事ですよね（笑）自分は（...記入しながら）おじいちゃんみたいな生活しているけど、大丈夫かな...。

岸川 （曽根選手の記入用紙をちらっと見て）よく寝ているなぁ～。夜９時間しっかり寝て、昼寝もしているの！？

曽根 あはは、1 日の半分くらいは寝ているような気がしますね（笑）

―――では、書き終えたところで、お互いに内容をご紹介いただきたいと思います！隣の人に自分の書いたスケジュールの紙を回していただいてもよろしいでしょうか？

曽根 はい！では、僕から上田選手の１日を紹介します。上田選手の起床時間は５時半です。

岸川 えっ、起きるの早っ！（笑）

上田 大体、いつも５時半から６時半の間に起きていますね。

曽根 それで朝食を７時に食べて、９時半過ぎから13時まで練習して、13時に昼食。15時から16時の間にトレーニングやマッサージ、17時半、18時くらいから夕食を食べます。早いと21時、遅くても22時には就寝です。

上田 子供が小さいので、生活のサイクルが決まっています（笑）早く寝かしつけているので、その分、朝に余裕を持たせています。

―――それでは素敵なパパでいらっしゃる上田選手に、梶原選手の１日をご紹介いただきましょう

上田 梶原選手は６時半に起床して、８時の出発前に朝食や準備を済ませます。８時から自転車に乗って移動して、14時半までトレーニング、ジム、ロード、トラックなどさまざまに過ごしています。14時半に昼食、15時半から17時まではお風呂、その後にセルフケアやマッサージをしています。18時から 19時の間で夕食を取り、19時から22時は英語の勉強をして（！）、そして22時には就寝。すごい、こんなにたくさんのことをしているのに、睡眠時間がたくさん取れていますね！お手本のような 1 日の過ごし方です。

曽根 まさにトップアスリートという感じ。

上田 梶原選手は全くダラダラしていません。

一同 (爆笑)

梶原 ダラダラといえば、私はお風呂の時間が大好きで、１時間半くらい入っています。浴室にスマホを持ち込んで、SNS投稿のための編集作業に没頭して、それを楽しんでいます。

上田 うーん！梶原選手のダラダラの感覚は僕たちとちょっと違いますね、さすがです。

梶原 では、次に私から岸川監督の１日を紹介します。８時に起床されて、８時から10時までの間は朝食や準備でしょうか。

岸川 はい、そうです。

梶原 10時から12時半までが練習の時間で、12時50 分から13時半までが昼食。その後、この空白の時間は？

岸川 休憩時間ですね、ダラダラしています（笑）

梶原 なるほど（笑）休憩後、15時から17時まで練習。18時半までに夕食を済ませて、そこから20時の間にお子さんの寝かしつけ。

上田 え！寝かしつけの時間が早いですね。

岸川 そうかな？19時半から20時の間にはと思って、寝かしつけをやっています。

梶原 そして、20時から 4 時間はお酒の時間です（笑）

上田・曽根 お酒の時間！！？

岸川 妻におつまみを作ってもらって、お酒を楽しんでいます。

岸川 では最後に、とってもよく寝ている曽根選手の１日を紹介しますね。曽根選手の１日、９時半起床。

上田 （この中で1番）起床時間が遅い！

岸川 あれ？これを見ると、朝食の時間がないですね。

上田 でも、曽根選手は練習の時におにぎりを食べていますよ。

岸川 確かに彼は練習場で食べていますね。朝食は練習場でおにぎりを食べています。10時から昼過ぎまでは練習。13時からお昼を食べて、そこから昼寝です。13時から15時の間に寝ています。ん？？昼寝の後の何も書いてない時間があるけど、何をしてるの？

曽根 その時間はダラダラです（笑）

岸川 ...昼飯食べて、昼寝して、ダラダラして、そして夜飯食べて、またダラダラして、24時に寝ています（笑）

上田 曽根選手は練習場近くに住んでいるので、ギリギリまで寝ていられるのでしょうね。午後も寝ていますけど、練習場が近いので練習の合間に寝ているのでは…（とフォローを入れる）

岸川 結果、１日で10時間以上寝ています（笑）

曽根 はい！アスリートにとって、寝るのも１つの練習です！

―――睡眠がしっかりとれるのも健康の証ですね。それぞれのリズムで過ごしていることが大変よくわかりました！ありがとうございます。先ほど、梶原選手がお風呂の時間にSNSをしているという話が出ましたが、実はKOEI SCIENCEもInstagramで腸活レシピやみなさんの活躍ぶりを紹介しています。上田選手もInstagramで、ご自分のお料理の写真を投稿していますね！

上田 ええ、コロナ禍初期の頃、試合も練習もできない状況が続いて…。子供たちも保育園に登園もできない中、自分が家にいる時間が多くなって、そのタイミングで料理にハマったんです。

曽根 へー！コロナ禍が料理を始めたきっかけなんですか？

上田 そうそう。自分でごはん作ってみたら、家族も助かるしすごくいいなって。それから週３～４回は台所に立ってごはんを作っています。自分が食べたいものを献立に入れられるので、そういう楽しみもあります（笑）

―――素晴らしいですね！みなさんは、食の大切さはどういう風に捉えていますか？

岸川 もう今は現役選手ではないので、正直たまに朝食を食べない日もあります。お酒も飲んでいますし（笑）選手だった時は試合の何時間前には起きて、しっかり朝ごはん食べて...とか意識していました。やっぱり現役時代の方が色々気を付けること は多かったと思います。

梶原 私は定期的に体の検査をしていて、血液、検便、尿など色々調べて、結果で出た数字を見て、栄養士さんに食事のアドバイスをもらうようにしています。最近のアドバイスでは、魚を食べることを勧められて１日１食は食卓に並べるようにしています。あと毎食、緑⻩色野菜を摂るように濃い緑の野菜やトマトを食べています。バランスに気をつけて、お水もたっぷり飲むようにしています。

―――素晴らしいですね、梶原選手は⻑時間にわたるレースの時は、合間に摂る食事も工夫しているとうかがいましたが

梶原 自転車競技に１日の中で４種目を走って合計ポイントを競うオムニアムというハード競技があります。7.5km、7.5km、８km近くと走って最後に20kmを走ります。その間のインターバルが15分、15分、30分とかなんですけど、オリンピックの時はそんなに⻑く取れなかったんです。全部15 分くらいしか時間がなくて…（苦笑）

上田 そんなに短い休憩で４回も走るんですか！それはハードですね。

梶原 そうなんです。エネルギー不足にならないためにも、短い休憩時間の間に補食を取らないといけなくて。先日の卓球の試合でも、合間に選手の方がゼリーを食べている様子を見ましたが、そういった補給・補食が大事ですね。走った後で心拍数もすごく上がっていて、時には吐き気も起きて...そんな時でも私はおにぎりを食べています。食べるのも一苦労です（笑）自転車競技はこういう局面での、胃とメンタルの強さも必要で、実際にしっかり食事を摂れている選手が強いし、やっぱり結果も出していますね。

曽根 へー。食べるのも大変ですね。

梶原 幸いにも私は結構食べられる方なんです（笑）苦しいですけど、頑張って鮭のおにぎりを。

上田 そこでもやっぱり魚を食べている！

梶原 はい、鮭はたんぱく質やビタミン、鮭特有の栄養、体によい脂を摂ることができるので、積極的に食べるようにしています。

―――先ほど曽根選手がおっしゃった「睡眠も練習」と同じように、食べるのも１つの練習、トレーニングなのですね。

梶原 本当にそうですね。自転車に５時間乗りっぱなしという時もあるのですが、そんな時は自転車を漕ぎながら食べていますよ。乗りなが らおにぎりを食べるのは結構難しくて、他の選手はパンを食べている人が多いですけど、私はおにぎりにこだわっています！ともかく途中途中でエネルギー源を摂っています。車もそうですけどガス欠になると止まってしまうので、私はガソリンの代わりにおにぎりを補給してガス欠を防いでいる感じです！

上田 話を聞いていると、マラソンやトライアスロンみたいですね。持久力がすごいです、僕には無理だな…（笑）

―――みなさんのお話から、身体をつくる食べ物の大切さを改めて感じることができました。ありがとうございました！

それでは対談の最後に、今年2023年に頑張りたいことを一言ずつ、いただけますか。

岸川 僕はこの１年が監督初年度です。今季Tリーグはあと７試合残っているので、なんとか優勝を目指したいですね。まずはファイナル進出を目指します！

上田 監督も言ったように、まずはチームで優勝したいっていうのはありますね。それが一番の目標です。あと、若手がどんどん入ってくるのでベテラン選手としてこの若いパワーをうまく吸収して、自分も変化していきたい。自分の存在が誰かのきっかけになるような活動や働きかけ、そういう何かにチャレンジしたいです。

曽根 今シーズン中まだまだ試合が続くので、チームとして１勝１勝することを目指しています。 個人的には、パリオリンピック出場をかけた代表レースの最中でもあるので、国際大会や国内での選考レースでしっかり優勝して、オリンピ ック出場に近づきたいです！

梶原 私もパリオリンピックに向けた枠取り、パリオリンピックランキングが2023年の２月からはじまるので、まずはその１戦目となる２月開催予定のネイションズカップや８月の世界選手権でも優勝して、オリンピック出場を確実なものにしたいです。パリオリンピックでの金メダルを目指し、また新たなことにもチャレンジしつつ準備をしていきたいです。

―――本日は⻑時間にわたりありがとうございました！ますますのご活躍をお祈りしています。

KOEI SCIENCEはこれからも、乳酸菌の発酵パワーで腸活アスリートのみなさんを応援します！

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