2023.08.24

身近雑記

第154回 未来に向けて花開く乳酸菌生産物質

今から109年前の大正時代、正垣角太郎氏によって日本でヨーグルトの製造販売が開始されて以来、乳酸菌の研究開発にも尽力し、4種の乳酸菌の共棲培養による乳酸菌飲料「エリー」から8種類の共棲培養による「ソキンL」へと開発が進みました。

そして角太郎氏の子息である正垣一義先生がその研究を引き継ぎ、当時の陸軍に商品が採用された成果により、大谷光瑞農芸化学研究所の次長に就任し、16種の乳酸菌共棲培養の研究の過程において、体の健康に効果があるのは生きた乳酸菌ではなく、乳酸菌の代謝する分泌物に体への健康効果があるという研究の大転換となる発見をしたのです。


第二次世界大戦の終わる1年前の1944年、今から79年前のことです。

 

終戦後、16種の乳酸菌代謝物による商品「スティルヤング」の販売を開始しましたが、まだ乳酸菌自体の認知がない時代ですから売上は苦戦を強いられました。

 

8歳の私がその「スティルヤング」と出会ったのが昭和23年のことでした。

そして成人後、そのご縁で正垣先生の大谷光瑞農芸化学研究所に入社して乳酸菌の開発技術と、世界の人々の健康に貢献するという理念を徹底的に叩き込まれたのです。

 

そこで10年の研究と企業活動に従事した後に、正垣所長の特命により事業継承することとなり、今までの研究成果の灯は消してはいけないことと、更なる研究の続行と世の中の人々の健康のための活動については厳しく申し渡されました。

 

それから25年間、サラリーマンをしながら起業化への二足の草鞋にて活動しました。 そして54歳の時に健康食品業界に参入するために法人化することが出来たのです。

 

光英科学研究所として、乳酸菌の代謝物から成る乳酸菌生産物質の普及活動を展開して来年で30周年になります。

 

最近になって乳酸菌が発酵してつくり出した代謝物の体への有効性が科学的に認められてきました。

また、消費者庁所管の機能性表示食品においても、乳酸菌関連の食品が数多く販売されるようになりました。

 

終戦後の苦戦を経験しながらも、やっと時代が追い付いてきた、自分が83歳になるまで乳酸菌生産物質の明かりを灯し続けてきてよかったと、つくづく思います。

 


今にして思えば、先代の正垣所長の蒔いた種が、79年の年を経てやっと花開いたのです。

これからも、人々の健康に貢献するべく乳酸菌生産物質の花を咲かせ続けることに専念してまいる所存であります。

 

ご愛用の皆様にも何卒ご支援たまわりますようお願い申し上げます。

 

 




近年は健康食品市場だけでなく、一般的にも「健康には乳酸菌」という概念が定着しつつあります。

しかし、人の健康に役立つのは乳酸菌そのものだけではなく、その代謝物である「乳酸菌生産物質」がより重要です。

この本には、16種35株のビフィズス菌を含む乳酸菌の共棲培養技術のノウハウや、「乳酸菌生産物質」の商品化の知識など、私の視点から見た「乳酸菌生産物質」に関する情報が余すところなく盛り込まれております。

ぜひ第1巻に続き、第2巻もお手元で開いていただければ幸いです。

 

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