2021.12.22

身近雑記

第132回 八十路坂ウェルネス

皆様良くご存知のアイドルグループに「乃木坂46」「けやき坂46」「日向坂46」の坂道シリーズがありますが、人生にも3つの坂「上り坂」「下り坂」「マサカ」があり、かつての小泉総理がよく言葉にしていました。

 

5年ほど前になりますが、親戚の病院の院長をしていた90歳の先生から「公英君、やっと80の坂を越えることができたよ。きつい坂だった。」との電話をいただきました。

60歳代、70歳代には踊り場があるが、80歳代は一本調子のきつい勾配の坂道が果てしなく続き、頂上が見えてこないのでもうひと山越えればという生への意欲を失ってしまいそうになった、とのお話でした。

八十路坂を健康で越えるためのウェルネスとして、プロダクティブエイジングを第128回の私考欄で掲載しましたが、その後の経過報告と更なる八十路坂の歩み方について考えてみました。

 

まず、BMI値で24以下の正常値にするため8kgのダイエットを行い、BMIは24.3と正常値になり、体内脂肪も少なくなりましたが、副作用として耳管開放症になってしまいました。

よくエレベーターや飛行機に乗った際「ツーン」と耳が詰まることがありますが、それと同じような症状です。

耳管の作用に関与している脂肪分が減少したことが原因とのことで、耳鼻科の先生によるとダイエットによるもので最近多くなったそうです。

幸い、体重を2kg増やしたところ正常に回復しましたが、ダイエットも注意して行う必要があると実感いたしました。

 

ダイエット以外の健康法としては、毎朝飲んでいた乳酸菌生産物質を加えた豆乳と野菜ジュースに加えて、若い時に朝食にしていたオートミール食を復活させたことで、最近更に腸内環境が正常に維持しているように感じています。

 

次に運動としては、毎朝のテレビのニュースを見ながら30分のエアロバイク、何年も前から続けている腹筋運動の代わりとなるお腹に巻く電動振動ベルト、これはライザップに行くような筋肉モリモリにはなりませんが、「ポッコリおなか」になるのは防げます。私としてはそれで十分と思っています。

加えて毎朝6時25分からのテレビ体操も続けています。

 

歯科に関しては、一般的に”80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という8020運動が健康長寿のために展開されていますが、おかげさまで私の場合、幸い自分の歯が32本揃っていて、丈夫な歯で産んでくれた親に感謝しています。

 

ブラッシングは毎朝1回ですが、電動ブラシを使用しており、特にブラシを当てる圧力は軽くするように心がけています。

 

睡眠はなるべく規則正しく、24時前には就寝しています。

寝る直前の食事は避けて、夕食を終えてから寝るまでの間は水分以外は何も摂取しません。

起床した時は部屋を明るくするため、窓からの明かり、室内の照明については最大にして、生活のリズムを作っています。

そのほかに特別のことはしておりませんが、睡眠はうまく取れているほうだと思います。

 

以上の作戦にて、わたしも「八十路坂」をゆっくりと歩んでゆく所存でおります。

 

今月12月19日にて81歳になりました。坂を少し登った所です。

 

本年最後の私考欄となりましたが、この1年間、2月からは会長ブログとしてお読みいただきありがとうございました。

年を越すにあたりお礼申し上げ、皆様の一層のご健勝をお祈り申し上げます。





近年は健康食品市場だけでなく、一般的にも「健康には乳酸菌」という概念が定着しつつあります。

しかし、人の健康に役立つのは乳酸菌そのものだけではなく、その代謝物である「乳酸菌生産物質」がより重要です。

この本には、16種35株のビフィズス菌を含む乳酸菌の共棲培養技術のノウハウや、「乳酸菌生産物質」の商品化の知識など、私の視点から見た「乳酸菌生産物質」に関する情報が余すところなく盛り込まれております。

ぜひ第1巻に続き、第2巻もお手元で開いていただければ幸いです。

 

日本シニアリビング新聞社はこちらから

amazonはこちらから


戻る

ページトップへ