2023.10.25

身近雑記

第156回 多様性を誇る 乳酸菌生産物質

世界的な異常気象が続く中、久々のさわやかな秋晴れの日に近くにある大型スーパーマーケットに立ち寄り店内を歩いていますと、一段とはなやかな色とりどりの商品が並んだヨーグルト売り場が目に入ってきました。

 

そして、驚いたことに「デザート・ヨーグルト」と「乳酸菌飲料」と別々に標記されて分別して陳列されているではありませんか。

これは乳酸菌やビフィズス菌が健康に寄与する表示ができる機能性表示食品として消費者庁に届ければ商品に明記して売ることが可能になったためと思いました。

 

業界新聞社の調べによりますと、機能性表示食品として消費者庁に届けられた乳酸菌・ビフィズス菌の菌株は64件となっております。

しかし、その健康機能は単一機能となっております。個別には良いものかもしれませんが、総合的に健康を維持する機能までには到達いたしませんし、何よりも本来であれば、菌株のつくりだした代謝物に機能性があると私は推察する次第です。

 

これを解決するには弊社が長年に渡り研究開発した、16種35菌株を共棲培養して、そのチームがつくり出した健康に寄与する多種多様な成分「乳酸菌生産物質」が必要となると私は考えます。

 

多種類の菌株を相性良く協力して発酵させる技術は、長い研究期間において愛用者の方々の健康に寄与する結果もあって完成しました。

その多様性には、乳酸菌と共に歩み続けた59年に渡るエビデンスが存在すると考えております。

 

次回のブログでは、日本食品分析センター多摩研究所で実施した16種35株の共棲培養による同定試験についてご説明いたします。

 

長年に渡り弊社の乳酸菌生産物質をご愛用いただいている皆様におかれましては、この多様性に基づく健康に対する手応えを感じ取られて、増々健康に過ごしていただければ幸いでございます。

 

 




近年は健康食品市場だけでなく、一般的にも「健康には乳酸菌」という概念が定着しつつあります。

しかし、人の健康に役立つのは乳酸菌そのものだけではなく、その代謝物である「乳酸菌生産物質」がより重要です。

この本には、16種35株のビフィズス菌を含む乳酸菌の共棲培養技術のノウハウや、「乳酸菌生産物質」の商品化の知識など、私の視点から見た「乳酸菌生産物質」に関する情報が余すところなく盛り込まれております。

ぜひ第1巻に続き、第2巻もお手元で開いていただければ幸いです。

 

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